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さよなら民主党

[政治]

総論

政権交代至上主義者として一言言うなら、民主党は戦後最大の期待外れであろう。既成政治の代替役としての存在意義が全くない。政治を余計に悪くしているだけだ。というより、アホすぎる。

空気読み能力

自民党も民主党も、固定表を固めることに必死で、真の国民の姿を見ようとしない。とはいえ、自民党は長く政権与党を努めてきただけに、目が曇っても仕方がない部分がある。しかし、民主党は、これまでずっと野党だった政党である。それが、浮動票のおかげで政権交代できたのである。それなのに、どうして、浮動票を軽んじるのか、理解に苦しむ。

政権交代前、麻生内閣が死に体だった頃、西松建設献金問題を早期に収拾させることができず、国民の支持を下げてしまった。当時の小沢一郎代表はずっと辞任を拒んで、最後には辞任したが、政党のことを第一に考えるなら、サッサと辞任すべきだろう。そして、小沢一郎をずっと庇いつづけてきた鳩山由紀夫が次の代表とは、茶番にも程がある。それでも、政権交代に至ったのは、民主党が支持されたからではない。民主党以上に麻生内閣が駄目出しされただけである。

国民目線で空気を読むことは、政治家として最低限必要な資質であろう。しかし、私の知る限りでは、小泉純一郎以外に、まともに空気の読める政治家はいない。小泉純一郎の政治も決して良い物ではなかったが、今の民主党よりは遥かにまともであった。

バラ撒き政策

国民は、地域振興券や定額給付金のようなバラ撒き政策ではない、まともな景気対策を期待したはずである。しかし、政権交代した民主党がやっていることは、自民党時代に更に輪を掛けたような徹底したバラ撒き政策である。世論調査でも反対が過半数を超える高速道路無料化を抜本的に見直そうともしない。

聖域なき構造改革

事業仕分けでは、ほとんど予算を削減できないばかりか、最大の無駄を鶴の一声で復活させている。

マニフェストにない政策

外国人参政権法案を小沢君が必死に進めている。その中身の是非はともかく、民主党の政権政策Manifesto2009にも掲載せず、国民の信を問うていない法案である。今から長期的な国民的議論を開始するなら分かるが、第174通常国会に提出するのは拙速すぎる。

ここに来て、前原君ら党内からも、慎重論が出てきている。鳩山君も小沢君も、もう少し、世論に敏感になった方が良い。

最終更新時間:2010年02月07日 19時54分41秒

政治