{{category マッキントッシュ}} {{outline}} !!!概要 とりあえず、以下のハード&ソフトを揃えれば、MACでの映像変換には苦労しないでしょう。 *スタンドアロン・アプリケーション //**[Mencoder|http://www.mplayerhq.hu/] **[HandBrake|http://handbrake.m0k.org/] *QuickTimeアプリケーション **[MPEG Streamclip|http://www.squared5.com/] **[turbo.264|http://www.focal.co.jp/product/elgato/turbo264/] *出力コンポーネント **[x264Encoder|http://www003.upp.so-net.ne.jp/mycometg3/] **[turbo.264|http://www.focal.co.jp/product/elgato/turbo264/] *再生コンポーネント **[MPEG-2再生コンポーネント|http://www.apple.com/jp/quicktime/products/mpeg2playback/] **[avc1Decoder|http://www003.upp.so-net.ne.jp/mycometg3/] **[mp4vDecoder|http://www003.upp.so-net.ne.jp/mycometg3/] **[Perian|http://perian.org/] **[Flip4Mac|http://www.flip4mac.com/] *再生アプリケーション **[VLC media player|http://www.videolan.org/vlc/] **[Mplayer|http://www.mplayerhq.hu/] DVDをMPEG4(H.264含む)形式に変換するならHandBrakeを、MPEG2を変換するときはMPEG Streamclipを、QuickTimeで読める映像は、MPEG StreamclipかQuickTime Player(with QuickTimePro)を使ってください。 映像bitrateは、H.264なら[bppとは XXとは 画質 画質指標|http://agehatype0.blog50.fc2.com/blog-entry-150.html]、mpeg4なら[bpp早見表|http://htffmpegx.seesaa.net/article/6470690.html]を参考に。私は、映画サイズでも、映像256kbps、音声24〜32kbps(場合によってサンプリングレートを22.1KHzに下げる)くらいでエンコードしてます。画像が暗くて、かつ、色や輝度の変化が少ない所でブロックノイズ出まくりだけど、人物の顔等の細部をきっちり再現して欲しい所はクッキリハッキリ。多少ぼやけることもあるけれど、シナリオ重視なら十分に許容範囲かと。さすがに、これより下げると、画像がぼやけて人物の顔が判別できなくなります。デジタル素材のアニメだと256kbpsでは細部が潰れるけど、その場合は512kbpsくらいに上げると少しマシに。2Mbpsくらいに上げても大差なし。 !!!QuickTime Player QuickTimeProを購入しているなら、【muxed形式のMPEG映像・DVD・VOB】以外で、かつ、インターレース除去の必要が無い場合は、QuickTime Playerで一通り事足ります。QuickTimeProを購入していない方は、QuickTime Playerではなく、MPEG Streamclipを使いましょう。 !!!MPEG Streamclip MPEG2キャプチャ映像など、Mixud形式のMPEG映像をエンコードする場合や、インターレース除去する場合に必須です。Mixud形式を映像と音声に分離(Demux)すると映像と音声にずれが生じることがありましたが、MPEG Streamclipを使えば、Demuxの必要がないので音ずれなしに変換できます。上で示したようなコーデックを入れておくと便利です。MPEG Streamclipやx264Encoderの使い方は、[x264Encoder 0.5.2設定参考|http://agehatype0.blog50.fc2.com/blog-entry-232.html]を参照してください。 !!!HandBrake DVDやVOBファイルからのエンコード機能しかありません。何故か、QuickTime7.2環境下では、avc1Decoder0.6.7かPerian1.0がインストールされていると、HandBrakeでエンコードした画像を開こうとしたときに、QuickTime Playerが落ちます。ただし、他のQuickTime依存アプリケーションを使えば正常に再生されます。/Library/QuickTime/からPerian.componentとavc1Decoder.componentを外しておけば(再起動は要しない)、QuickTime Playerでも正常に再生できます(ただし、QuickTimeと互換性のないオプションを設定していない場合に限る)。原因は、HandBrake(0.8.5 b1以前も含む)が不正なヘッダ部分を作ってしまうバグと、QuickTime7.2がそのヘッダを見るとクラッシュするバグによるそうです。この問題については、HandBrake0.9.0で解消されています。 HandBrakeは、設定をほとんど弄れないので、中学英語程度の誤学力があれば、特に悩む部分はないでしょう。H.264のエンコードオプションを設定したいときは、メニューのPreferences画面の最下部のテキスト欄に設定内容を入れておくと、メインウィンドウのEncoderを選択した時に、自動的のオプションが設定されます。この際、Show chosen x264 advanced settings in main windowにチェックを入れておくと、設定されたオプションがメインウィンドウのEncoderの下の欄に表示されます(欄が狭いので多数設定すると表示しきれない)。オプションの設定方法は、この他、Presetsを使う方法もありますが、この場合も、Encoderを選び直すとPreferencesで設定した値に変更されます。設定するオプションの内容は、[HandBrake Guide|http://handbrake.m0k.org/trac/wiki/HandBrakeGuide]の[x264 Options|http://handbrake.m0k.org/trac/wiki/x264Options]を参考にしてください。そのオプションが意味することは、全てではないですが、次に説明するx264Encoderの設定を見れば分かる項目があります。かなり適当に表にしてみた(あまり内容を信用しないように)。 ,オプション,範囲,推奨,説明,別名 ,ref,1-6,4,複数参照,frameref ,mixed-refs,0/1,1,複合参照, ,bframes,1-6,3,Bフレームの最大連続枚数, ,b-pyramid,0/1,1,Bフレームを参照フレームに使う, ,b-rdo,0/1,1,Bフレームのレート歪み最適化,brdo ,bime,0/1,,Bフレームの動き予測精度向上, ,weightb,0/1,1,適応重み付け予測,weight-b ,subme,1-7,7,動き予測全般の算出方式,subq ,cabac,0/1,1,符号記述方式, ,trellis,,2,適応的量子化, ,analyse,,all,細かいマクロブロックを使う,partitions ,8x8dct,0/1,1,8x8DCT変換, ,no-fast-pskip,0/1,1,早い段階でPフレームのskip検出しない, ,no-dct-decimate,0/1,,, ,me,hex/umh/esa,umh,モーションベクトルのサーチ方式, ,me-range,24/32/64,32,umhまたはesaで使える動き捜索の範囲,me-range ,filter,0/1,1,デブロックフィルタ,deblock ,direct,,auto,Bのbit節約,direct-pred ,cqm,,,カスタム量子化マトリックス, 以下で、高画質設定? ref=4:mixed-refs=1:bframes=3:b-pyramid=1:b-rdo=1:bime=1:weightb=1:subme=7:cabac=1: trellis=2:analyse=all:8x8dct=1:no-fast-pskip=1:no-dct-decimate=1:me=umh:merange=32:filter=-2,-1:direct=auto 2ちゃんねる情報によると、Constant quality指定だと一部音声が無音になるらしい。Average bitrate指定だと大丈夫らしい。 !!!turbo.264 設定項目が極めて少ないのですが、専用ハードウェアでエンコードするので、高速処理が可能なようです。G4マシンでも最新マシンのソフトウェア処理より高速にできるとか。[v1.1から設定を弄れるようになった|http://jamlog.podzone.org/index.php?id=959]らしく、画像サイズ、アスペクト比、フレームレート、ビットレートおよびAACの設定が弄れるようです。[MPEG Streamclipでも設定が弄れる|http://pentaxx.blogspot.com/2007/08/turbo264hd720p.html]とか。 //しかし、デフォルトのビットレートが高すぎて変更することもできず、「[時間の無い人用またはHDD領域が余ってる人用|http://honeymilk.ddo.jp/~honeymilk/search.php?d=2007-08-08]」とか言われてるようじゃ意味なし。 キャプチャ映像をh.264にエンコードする環境としては、MPEG-2再生コンポーネント+MPEG Streamclip+turbo.264が最強かも?しかし、[画質はイマイチらしい|http://blog.goo.ne.jp/bcphantom/e/3c567705f620d067329fc9959b409749]。 !!!Mencoder コマンドラインのツール。使い方の詳細は[MPlayer and MEncoder on MacOSX|http://www.wikihouse.com/htumenc/index.php?Man]や[ぬるぽwiki|http://nullpointerexception.org/index.php]等を参照。 MPlayerをインストールするとMencoderも自動的にインストールされる聞いて、1.0rc1をインストールしてみてもMencoderらしきファイルがインストールされてません。Mencoderはいずこへ?もしかして、自分でコンパイルせんといかんとですか? !!!OpenShiiva 以前は大変重宝したOpenShiivaですが、最近は全く更新されていません。H.264未対応であり、OpenShiivaで出来ることは他のソフトでも可能になっているので、現在は全く使っていません。 {{lastmodified}} {{category_list マッキントッシュ}}