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新スタートレック

[スタートレック]

新スタートレック

 概要

スタートレックシリーズの2作目です。1作目からかなり時間が経ってから製作されたため、メンバーが総入れ替えになり、舞台もオリジナルの約80年後に設定されています。1作目と同じく、宇宙船エンタープライズ号(ただし、5代目のD型)による銀河の探索の物語です。

アメリカでは、連続物TV番組の特性のため、後半は3作目のDS9の公開時期と重なっています。また、前半はオリジナルシリーズの映画「スタートレック5」「スタートレック6」と公開時期が重なっています。

連邦士官として生き様が問われる物語が多く、長い年月を経て完成の域に達した、素晴らしい作品です。残念なことに、作者(ジーン・ロッデンベリー、故人)は、このシリーズの期間中に亡くなられたそうです。これ以降のシリーズは、彼の弟子達(リック・バーマンほか)の手によるものです。夢を引き継いでくれる人がいて、本当によかったと思います。

 お薦めシナリオ

パイロット版「デネブ星の法廷」/「ファーポイントへの飛翔」

シリーズの目指す方向を指し示した価値ある作品。登場人物やシステムなどの一通りの説明もある。

第40話「無限の大宇宙」

第47話「移民の歌」

第50話「守護神伝説」

新シリーズならではの作品。未開惑星への不干渉の原則とクルーの身を守るべき立場の狭間で決断を迫られるピカード艦長の行動が見物。

第51話「悲しみの幻影」

第62話「アンドロイドのめざめ」

第63話「クリンゴン戦士として」

第74話「戦士の休息」

第72〜73話「浮遊機械都市ボーグ」にて最強最悪の敵ボーグとの決戦には勝利したが、エンタープライズ号は破損し大幅な修理が必要となった。この機会に、ピカード艦長も久しぶりの休暇を取ることにする。しかし、ボーグに改造され地球征服のための手先として利用された心の傷は癒えてなかった。

第75話「宇宙の孤児ジョノ」

異星人に連れ去られた地球人の戦災孤児の取り扱いについて、人道面および外交面から難しい選択を迫られる。しかも、ピカード艦長はかつてない最大の試練(笑)を乗り越えなければならない。

第80話「悪夢のホログラム」

あからさまに怪しい話なので絶対に騙されないぞと思って観ていたら、しっかり騙されました。ライカー副長も初めから気付いていたことは、後のトゥモロクとの会話から分かります。確証が全くないまま話は進み、話が進めば進むほど、完璧過ぎて確信が持てません。それが、たったひとつのボロから・・・。やっぱりと思っていたら、2度目のやっぱりで騙されました。とにかく視聴してください。ちなみに、「デイタ、おかしいぞ!自慢のポジトロニックブレインはどうした!」って言われたら本物ならば「???・・・自慢した憶えはありませんが。」と返ってきそうな気がする。

第82話「失われたテレパシー」

テレパシー能力を失ったディアナ・トロイは、自分自身を見つめ直すことになる。

第84話「不実なる平和」

ついにカーデシア初登場。ピカード艦長とガル・マセットの最後のやり取りが見物。連邦として筋を通しつつカーデシアにプレッシャーをかける。

第93話「疑惑」

第87話「ファースト・コンタクト」

第97話「恋のセオリー」

アンドロイドのデイタは彼に好意を寄せるジェナ・ドゥーセラの気持ちに答えようと奮闘する。各クルーのアドバイスが面白い。

ガイナン「自分自身で学んでいかなくちゃ。」
ラフォージ「経験豊富な人に聞いたほうがいい。」
カウンセラー「ジェナが好きなのは貴方自身なのよ。本の真似をする必要はないわ。」
ウォーフ「クリンゴンは欲しいと思えば即、手に入れる。ただし、私の直属の部下が傷つくようなことがあればとても不愉快だ。
ライカー「そりゃもう突っ走ったほうがいいさ。ジェナは恋愛関係になるリスクを承知している。」
ピカード「(さり気なく逃げようとしつつ・・・)あっ・・・、皆から聞いている。女心とは、・・・こっちが聞きたいくらいだよ。」

第98・99話「クリンゴン帝国の危機」

人道的見地、惑星連邦にとっての利害、連邦のルール(艦隊の誓い)、義理人情など、あらゆる事に配慮しなければならずピカード艦長は苦渋の決断を迫られる。ウォーフは命令違反を犯さぬよう艦隊士官を除隊してまでクリンゴンの名誉のために戦う。帝国の未来と自らの名誉のため勝ち目のない戦いに挑まなければならないウォーフ達と、不干渉の原則から彼らを置き去りにしなければならない連邦士官と、それぞれの生き様が見物。

第101話「流浪のベイジョー星人」

ベイジョー人ロー・ラレン初登場。ベイジョー人はカーデシアに長年苦しめられていた。そんな中、カーデシアに対してテロ行為を働くベイジョー人集団との和解交渉のために、囚人ローがエンタープライズに派遣されてくる。その影には密かな陰謀があった。誰からも信頼されず誰も信頼できないローは一人思い悩む。

第106話「エンタープライズ・パニック」

エンタープライズに重大な障害が発生する。なんと、カウンセラーのディアナ・トロイが指揮官に?!分断されたクルーがお互いの安否も分からないまま信頼しあって事態を打開できるか?ディアナは乗組員の生命をあずかる難しい決断を迫られる。一方、ピカードには、また、最大の試練(笑)が迫っていた。

第109・110話「潜入!ロミュラン帝国」

スポック登場。ロミュランとの和解は成立するか。それとも、罠か。

第114話「神経医療エキスパート ドクター・ラッセル」

名声を求めて暴走する医者と医療の進歩の関係が興味深い。

第115話「恐怖の時間連続帯」

CMタイムをうまく使った作品。最初のCMの前にエンタープライズが大爆発して、どうなるのかとヒヤヒヤさせられる。

第116話「遺伝子操作惑星」

人道的支援がひとつの社会を破滅に導くことに・・・。艦隊の誓いの重さを噛み締めるのであった。

第121話「ボーグ“ナンバー・スリー”」

救難信号を受け急行したところ、そこにいたのは、かつての最強最悪の敵ボーグの負傷者であった。人道的救助を訴えるドクター・クラッシャーに対し、ピカード艦長はこの負傷者を破壊工作に利用しようと画策する。しかし、・・・。

第122話「転送事故の謎」

映像の見せ方が非常にうまいです。

最終回「永遠への旅」

ピカード艦長は人類の危機を救えるのか、Qの出す課題は非常に難解である。それを乗り越えたピカード艦長は柔軟な発想を教わり、それまでの変なこだわりを捨てることになる。

映画「ジェネレーションズ」

スタートレックの世代交代を印象づける素晴らしい作品。TVシリーズを見たことがない人にもわかるような配慮がなされている。ソランとの二度目の対決時の使いまわし等、映像の構成は面白い。

映画「ファーストコンタクト」

ボーグとの因縁の対決の中でピカード艦長の性格上の欠点がクルーを致命的な危機に追いやることになる。また、偉人として語り継がれるワープの発明者ゼフレム・コクレーンの等身大の姿が伝説とは違っているところに注目。

映画「叛乱」

惑星連邦の理念を貫くため、連邦評議会の命令で動いている提督に反旗を翻すピカード達の戦い。今回のピカードの採る作戦を理解するには序盤のネタ振りを見逃さないことが非常に重要。具体的には、暴走したデイタとの攻防、連邦の擬装船の登場などをしっかりと見ておきたい。

 その他

物語を見るに当たって、最低限押さえておきたい事柄についてフォローしようと思います。詳細は、鋭意作成中です。

クリンゴン

ロミュラン

ボーグ

カーデシアとベイジョーとマキ

最終更新時間:2005年08月15日 22時05分48秒

スタートレック