「コロナ以外のウィルス・細菌も検知する」の嘘

はじめに 

このページは「日本は諸外国よりCt値を高く設定している」の嘘の一部である。 以下も参考に。

ネット上の情報を鵜呑みにする前に 

ネット上の陰謀論等を目にして「俺は真実に覚醒した」と思っている人は、是非、新型コロナの主要なデマに掲載した高知東生氏の次の言葉に耳を傾けてほしい。 以下は特に重要。

  • 裏を読む以前に、表の仕組みすら何も知らない
  • 誰でも見れる情報「本当の真実」は裏ではない
  • 都合のいい妄想ってつなぎ合わせただけで案外辻褄があう

裏を探そうと世界中のジャーナリストが躍起になっている。 専門に情報を追っている人でさえ簡単に見つけられない情報を一般人が簡単に見つけられるわけがない。 それに気づいた高知東生氏こそが本当の覚醒者である。 それに気づかない人は、未だ、自らが覚醒者だと勘違いした妄想の中に漂っている。

PCR検査は目的外の遺伝子配列には反応しない 

PCRでは非特異的な反応が起きる場合があるが、それはプライマーダイマーやミスプライミングによって生じる。 これでもう失敗しない!リアルタイムPCRに失敗する4つの問題点と解決策をご紹介 - Thermo Fisher ScientificPCRのセットアップで考慮すべき6つの要素 - Thermo Fisher Scientificによれば、プライマーダイマーやミスプライミングは、プライマーの設計不備や温度・時間等が最適値でない場合に生じるものである。 初心者でも安心!リアルタイムPCR用プライマーデザインのコツ - Thermo Fisher Scientificによれば、プライマーダイマーはゲル電気泳動や解離曲線によって検証できる。 どちらも製造承認時には検証されており、製造承認を受けたキットでは生じないものと考えて良い。 また、遺伝子検査の基礎知識 - タカラバイオ株式会社p.34-36によれば、こうした「プライマー由来の非特異的増幅 」は増幅曲線と融解曲線を陰性コントロールと比較することで検証できるので、現場での確認も可能である。

SARSコロナウイルス核酸キットの添付文書にも類似のウィルス等への交差反応がないことを確認したことが明記されている。

ほとんどの製品は交差反応が全くないと書かれており、一部の製品には多少の交差反応が見られるが偽陽性等になるほどの交差反応はないと書かれている。

確かに、複数の種類のウィルスを検出するキットは市販されているが、それはMultiplex PCR用のキットである。 Multiplex PCRは「一つのPCR反応系に複数のプライマー対を同時に使用することで、複数の遺伝子領域を同時に増幅する方法」であって、1種類の病原体のみを標的とするSingle PCRとは違う。

マルチプレックスPCRは、一つのPCR反応系に複数のプライマー対を同時に使用することで、複数の遺伝子領域を同時に増幅する方法です。 マルチプレックスPCRを行うことで、試薬や機材の節約による経済性、同時検出による迅速性でのメリットに加え、貴重なサンプルの有効利用も可能です。 しかし、マルチプレックスPCRを行う際には、それぞれのターゲットの増幅が一つのPCR反応系で良好に行えるように、使用するプライマーの設定、反応条件の検討を行わなければならず、煩雑な作業が必要となります。

本キットは、そのような煩雑な作業を必要とせず、最小限の検討でマルチプレックスPCRを行うことができるように調製されたキットです。 PCR初期のミスプライミングを軽減するためのHot Start用酵素と反応特異性を向上させる独自のアクセサリータンパク質を用いて至適化した反応Mixtureで構成されています。

また、マルチプレックスPCR以外にも、extra bandやスメアが多数出現し、目的の増幅フラグメントを得にくいプライマー対を用いるシングルPCRにおいても、本キットを使用することでextra bandやスメアを低減し、目的の増幅断片を特異的に増幅することが可能です。

Takara Multiplex PCR Assay Kit

プライマーとは、増幅対象の遺伝子配列に相補的に結合するよう設計された合成オリゴDNAである。 Multiplex PCRは「一つのPCR反応系に複数のプライマー対を同時に使用することで、複数の遺伝子領域を同時に増幅する方法」であり、Multiplex PCR用のキットはMultiplex PCRを目的としたキットである。 ゆえに、Multiplex PCR用のキットは複数の病原体を同時に検出できる。 以下を見ても分かる通り、Multiplex PCRは複数の種類のウィルスや細菌で引き起こされる呼吸器感染症等などの診断に用いるキットである。

新型コロナの感染診断ではSingle PCRを用いるので、新型コロナ以外のウィルスは検知しない。 Multiplex PCR用のキットであっても、「一つのPCR反応系に複数のプライマー対を同時に使用」しなければ、Single PCRにも流用できるので、「新型コロナウイルス診断薬」という表現も間違いとは言えない。

また、次のように、複数の病原体のCt値を同時に測定することも可能な模様。

この蛍光強度をTarget1 RNA 及びTarget2 RNA、Target3 RNA、Target4 RNA 及びIC RNA 用蛍光色素それぞれに固有の異なる波長で測定します。 この「熱変性」、「DNA プローブと標的配列のハイブリダイズ」、「プライマーのアニーリング」、「耐熱性Z05-D DNA ポリメラーゼによる相補鎖の伸長とDNA プローブの分解による蛍光発光」、「蛍光強度の測定」を所定のサイクルで連続的に繰り返し、各サイクルのPCR 産物をリアルタイムにモニターしながら増幅曲線を作成します。 作成した増幅曲線より蛍光強度が一定量以上となるサイクル数を求め、Ct 値(Cycle-tothresholdvalue)とします。 Target1、Target2、Target3 及びTarget4 について、Ct値が求められた場合をそれぞれ陽性、求められなかった場合をそれぞれ陰性とします。

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