b-mobileモバイルIP電話(IDEOS)
通話主体料金
通話のみの料金を比較したのが以下のグラフである。 1回あたりの通話時間を30秒単位で通話時間を切り上げて計算している。
この場合、他社にもっと安い料金プランがある。 ソフトバンクのシンプルプランLにも負けている。 よって、通話主体であれば、メリットを見出せない。
データ通信込み料金
次にデータ通信を毎月10MB以上行なう場合の料金を以下のグラフに示す。
050 plusを除く全ての料金プランと比べると、突出して安い。 また、だれとでも定額のような高額請求の不安感もない。 IP電話であるため、通話品質についての不安感が付きまとうが、エリアに定評のあるドコモの回線を使い、コーデックの最適化で実用に堪える品質になっているという。
日本通信自身が認めているように、通常の3Gの回線交換による音声通話に比べると遅延が大きく、目の前にいる人と話をしていると違和感があるが、通話相手が目の前にいなければ、携帯電話の回線交換との違いを意識することはないというレベルだ。 音質にも問題はない。
“モバイルデータ通信で使い物になるIP電話”の登場が意味するもの-PCWatch(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20101228_416969.html)
また、MVNOとは言えモバイル・キャリアが提供するサービスであるので、一般のインターネット電話のような品質無保証とはならないだろう。 これは非常に戦略的な価格設定と言える。 贅沢を言えば、せっかくのIP電話なのだから、通話単価がもう少し下げられないかと思う。
将来への含み
このほか通話料に関して、福田氏はキャリア間でやり取りする料金である接続料が影響していると説明しており、他社の接続料が下がれば、通話料も下げられるとの認識を示した。 同社宛の接続料については、現在、他社との接続点は“あるキャリアの設備を間借りしている状態”とのことで、そのキャリアと接続料をやり取りする形になっている。
日本通信、モバイルIP電話サービスを1月28日開始-ケータイWatch(http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110120_421594.html)
「通話料も下げられる」ならとっとと下げてもらいたい。
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