「かねしろクリニック」が拡散する嘘

最初に 

ここで紹介する「かねしろクリニック」は豊中市にあると主張する自称医療機関である。 尚、大阪府には他にも同名のクリニックがあるようだが、いずれも豊中市のそれとは無関係なようである。 ここで紹介する「かねしろクリニック」は、少し調べれば間違いだとわかるようなあまりにもデタラメすぎる情報の数々を拡散している。 それを真に受ける人が出ては社会にとって大きな不利益をもたらすと思われるので、ここで誤りを根拠付きで示すこととする。

以下も参考に

デタラメな情報の数々 

「無症状・軽症から重症化する時はスピードが早い」 

無症状・軽症から重症化する時はスピードが早いようで、搬送の6時間という短時間のうちに有症状になる⽅が1割おられ、その中のさらに1~2割は24時間以内に挿管が考慮されるような状態まで急激に悪化することがあるようですが初期にはほぼ無症状であるため、気づかないうちに病変が進⾏し、有症状になってから⼀気に進⾏するように⾒えるのかもしれないとも考察されています。

ダイアモンド・プリンセス号で活動された方が発信された情報をお知らせします - かねしろクリニック

ここでは次にような記述があることを憶えておいてもらいたい。

  • 「無症状・軽症から重症化する時はスピードが早い」
  • 「その中のさらに1~2割は24時間以内に挿管が考慮されるような状態まで急激に悪化することがある」
  • 「初期にはほぼ無症状であるため、気づかないうちに病変が進⾏し、有症状になってから⼀気に進⾏するように⾒える」

「西浦教授は」「クラスター対策班が出している」「データを」「無視し」たとの嘘 

西浦教授は外国で1人の感染者から2.5人の人に感染させたという例から仮定して何も対策をしなければ約42万人が亡くなると試算を出していますが、感染者の約8割は誰にも感染させていないというデータをクラスター対策班が出しているにも関わらずに無視して、全く状況の違う外国と同じように考えて仮定する事が完全に間違いです。

クラスター対策班の北大の西浦教授の試算は根拠がなく信じないで下さい - かねしろクリニック

西浦博氏が「感染者の約8割は誰にも感染させていないというデータ」を無視したとする根拠は何か? 新型コロナ自然収束説の致命的矛盾に記載する通り、日本の蔓延初期の概算実効再生産数から、「1人の感染者から2.5人の人に感染させた」ことはほぼ疑いの余地がない。 「約8割は誰にも感染させていない」残りの2割が「1人の感染者から2.5人の人に感染させた」のではなく、全体の平均として「1人の感染者から2.5人の人に感染させた」のである。 すなわち、残りの2割は平均で感染者1人あたり12.5人に感染させているのである。

ただし、全体が均一に「1人の感染者から2.5人の人に感染させた」場合と、全体の2割が感染者1人あたり12.5人に感染させた場合では、感染拡大状況に差が生じる。 しかし、それは誤差程度の差である。 間違った「8割おじさん」批判に記載した通り、接触削減によって感染を抑制させたことは明らかであり、西浦博氏の試算結果が過大だとする根拠は何もない。 むしろ、死者数の見積もりが過小である疑いすらある。

5つのポイントのうち(1)、(3)、(5)はまだうなずけますが、(2)に関しては向かい合って30分ほど食事をしただけで感染した例があるからだそうです。

会話した時に飛沫が食事に落ちて感染のリスクが高くなり、会話をしない場合でも食事だけでも唾液が飛んで食べ物につくリスクがあるために向かい合って食事をすることはリスクがあると言っていますが、実際には飛沫や唾液が食べ物に付着して、それを食べたために感染したのではなく、食事中に安易に顔を触ったための接触感染の可能性が高いと思います。

それに稀なケースのために多くの人に会食禁止を提言するのは明らかに間違っていると思います。

クラスター対策班の北大の西浦教授の試算は根拠がなく信じないで下さい - かねしろクリニック

「実際には飛沫や唾液が食べ物に付着して、それを食べたために感染したのではなく、食事中に安易に顔を触ったための接触感染の可能性が高い」とは、一体、何を根拠に言っているのだろう。 そもそも、その「顔」に付着したウィルスは、一体、どこから来たのか。 「向かい合って食事」をした感染者が飛ばした飛沫が顔についた可能性が最も高いのではないのか。 どうして、それが「稀なケース」だと言えるのか。

(4)に関しては子供を公園で遊ばせることは構わないが、子供が遊ぶ傍らで親が井戸端会議をしたり、食事をしたりするのはダメだと言っています。

子供が遊んでいる時はかなり顔を近づけて声を出している事も多いですが、それは問題ないのに親の井戸端会議がダメというのは全く意味が分かりません。

クラスター対策班の北大の西浦教授の試算は根拠がなく信じないで下さい - かねしろクリニック

それは、10割の接触削減が実現できないからだ。 この人のように文句を言う人もいるから、どこかで線を引かなければならない。 子供の感染リスクが低いと考えられていたのだから、「子供を公園で遊ばせることは構わないが、子供が遊ぶ傍らで親が井戸端会議をしたり、食事をしたりするのはダメ」は妥当な線引きだろう。

COVID-19は初めは感染者が居なかったのに徐々に増えましたが、接触を8割減らして一旦は患者が減ったとしても制限を解除して接触を再開すれば、また患者が増えるのは目に見えているので接触制限以外の有効な対策を行う必要があります。

クラスター対策班の北大の西浦教授の試算は根拠がなく信じないで下さい - かねしろクリニック

「接触を8割減らして一旦は患者が減ったとしても制限を解除して接触を再開すれば、また患者が増えるのは目に見えている」のは「接触を8割減ら」すことを否定する理由にならない。 新型コロナは政府対応で抑制できる日本の経済損失は緊急事態宣言のせいか?に記載した通り、一時的対策でも大きな感染抑制効果が見込める。 それによって予防法や治療法が確立するまでの時間稼ぎができるのである。 また、「進化の法則」で新型コロナウイルスが弱毒化する可能性 - ismediaにて説明されている通り、弱毒化を誘発するためにも感染対策は重要である。

尚、「接触制限以外の有効な対策を行う必要」があることも「接触を8割減ら」すことを否定する理由にならない。 片方だけで実効再生産数を1未満にできないなら、どちらも必要なことであって、一方を実施すれば他方が不要になるわけではない。 事実、日本では、これまで、接触削減なしに実効再生産数を1未満にできた試しがない。

マスクに関する嘘 

いくら高性能のマスクでも隙間からいくらでもウイルスは入ってきますのでマスクには予防効果は期待できません。

クラスター対策班の北大の西浦教授の試算は根拠がなく信じないで下さい - かねしろクリニック

確かに、100%感染を防げなければ「予防効果がない」と定義するなら、「いくら高性能のマスクでも隙間からいくらでもウイルスは入ってきますのでマスクには予防効果は期待できません」だろう。 しかし、100%でなくても一定程度でも感染確率を下げれば「予防効果がある」と定義すれば、「隙間からいくらでもウイルスは入ってきます」としても、その量を低減できれば「マスクには予防効果は期待」できる。 事実、マスクによる新型コロナ感染拡大防止効果に記載した通り、マスクが感染を予防する科学的根拠がある。

マスクは飛沫を防ぐために症状がある人だけがするもので、咄嗟に咳やくしゃみをする時はマスクの有無に関わらず必ず袖に鼻や口を付けてすれば手に付かず飛沫も防げますので、正しい咳エチケットを行うことが必要です。

クラスター対策班の北大の西浦教授の試算は根拠がなく信じないで下さい - かねしろクリニック

「日本は諸外国よりCt値を高く設定している」の嘘に記載した通り、メタ解析論文で有症状者に対する無症状者からの二次感染のrelative riskは0.35(95%信頼区間 0.10–1.27)とされている。 「飛沫を防ぐ」必要性は「症状がある人」だけに限ったことではない。 そもそも、「咄嗟に咳やくしゃみをする時」には、毎回、「袖に鼻や口を付け」てできるならば、症状があってもマスクをしなくて良いことになろう。 また、呼吸や会話も「袖に鼻や口を付け」てしろと言うのだろうか。

手洗いやアルコール消毒をしても至る所に菌やウイルスは居て、何かを触れば直ぐに手は汚染されますので手洗いやアルコール消毒も限界があり、最終的に外出した時に手で顔を触らない事が最善の予防策になりますが、無意識に顔を触ったしまう事も多いですので、強い意思で顔を触らないという事を心掛けて下さい。

クラスター対策班の北大の西浦教授の試算は根拠がなく信じないで下さい - かねしろクリニック

「無意識に顔を触ったしまう事」ことが感染リスクなるとしても、それは他の行為が感染リスクにならないことを示さない。

「他の原因で亡くなってもCOVID-19の死亡者として数えられている」の嘘 

日本だけではなく全世界的にCOVID-19のPCR陽性者が回復してから他の原因で亡くなってもCOVID-19の死亡者として数えられているようです

COVID-19の死亡者数は水増しされています - かねしろクリニック

「全世界的にCOVID-19のPCR陽性者が回復してから他の原因で亡くなってもCOVID-19の死亡者として数えられている」との主張の根拠は示されていない。 「新型コロナの死者数を水増ししている」の嘘に記載している通り、厚生労働省通達では陽性だった死者数を死因を問わず報告するよう求めているが、それは死因が特定できるまでの速報値として活用しているだけであって、新型コロナが死因の死者数は人口動態調査にて公表されている。 そして、その誤差は数%にすぎない。 おそらく、他の国も同様の扱いであろう。 違うと言うなら根拠を示すべきである。

日本ではECMOnetに全国のICUの8割程度が登録されていて、通常業務も激務なのに合間で多くの人に正しい情報を発信するためにECMO、人口呼吸器の使用状況、死亡者数を毎日更新してくださっていますが、10/3現在で人口呼吸器を使用していて亡くなった方が195例、ECMOを使用していて亡くなった方が70名で全部で265例です

重症化して必要になった全ての人に人口呼吸器、ECMOが導入されているはずですから冷静に考えるとECMOnetが公表している死亡者数がCOVID-19の直接死亡者数になるはずで、登録されていない人も居るかもしれませんが直接死亡者は300人ほどになり、日本では直接死亡者は公表数の1/5程度ということになると思います

COVID-19の死亡者数は水増しされています - かねしろクリニック


ECMOnetで人口呼吸器、ECMO患者の集計を中心になって管理しておられる京都府立医科大学ICU 橋本部長に直接、メールでお聞きしましたが、京都府の場合、27名の方がCOVID-19で亡くなっていますが、人工呼吸器・ECMOを施行した方は約30名で、その中で亡くなった方は6名だそうです

残りの21名ですが京都府のコントロールセンターに確認していただき、どこの病院も受け入れに難色をしめす中、特に高齢者については気管内挿管など積極的治療を行わない事を条件に受け入れるケースが多発したそうで、気管内挿管もせず死亡された方がかなり居るようです

ですのでCOVID-19の死亡者数は約300人という少人数ではなかったと訂正し、過小データをお示しした事をお詫びします

COVID-19の死亡者数に関して訂正があります - かねしろクリニック

本件については、自身で誤りを訂正されたので、これ以上言うことはない。

「Ct値を増やす」の嘘、検出量≪検体内総量≪採取対象部位総量を無視した「わずか10個以上でも陽性」 

Ct値とはPCR検査で遺伝子を増幅させる過程で遺伝子の量が設定された閾値に達した時点までに要した増幅回数で、サイクルとも言われ、Ct値の数字乗個に増幅されます。

検査に含まれている遺伝子が多ければ少ない回数で十分に検出でき、遺伝子が少なければ検出可能になるまでに要する増幅の回数が多くなります。

SARS-CoV-2のPCRではCt値を増やすごとに、より少ないウイルスでも陽性になり、理論的にはCt値10だとウイルスが1000万個以上ないと陽性になりませんが、Ct値20にすれば10万個以上、Ct値30では1000個以上、Ct値40では身体の中にわずか10個以上でも陽性になります。

日本のSARS-CoV-2のPCRは非常に偽陽性が多く精度が低いです - かねしろクリニック

前半ではCt値を測定値として記載しておいて、後半ではCt値を設定値として記載しているが、一体、どちらが正しいのか。 「日本は諸外国よりCt値を高く設定している」の嘘に記載した通り、Ct値は測定値であって設定値ではない。 分光蛍光光度計を一体化したリアルタイムPCR専用の装置を使って増幅回数と蛍光光度の関係を記録し、その曲線からCt値=「閾値と増幅曲線が交差する」増幅回数を測定する。

尚、「数個のウィルス付着で陽性」の嘘に記載している通り、反応系に持ち込まれる量は採取した検体の極一部にすぎない。 よって、検出量は検体全体のウィルス量の極一部にすぎない。 また、採取対象部位のウィルスの全てを検体に取り込めるわけではないので、検体全体の量も採取対象部位のウィルス量の極一部にすぎない。 ゆえに、採取対象部位総量でみれば「わずか10個以上でも陽性」にはならない。 反応系に持ち込まれる量が最も少ないキットで、かつ、検体採取量が2mlの場合、検出量が「10個以上」における検体内総量推定値は「4千個以上」となる。 採取対象部位のウィルスを全て検体に取り込むことは不可能なので、採取対象部位総量推定値はもっと多い。

しかし日本の国立感染症研究所のマニュアルが示す「リアルタイムPCR」は45サイクルで、国内メーカーの3つの検査キットでは40~45サイクルとなっていて、これらを使ったPCRでは、ウイルスが身体にたった10個程度存在すれば陽性と判定され、20サイクルで検査すれば陽性者は現在の100分の1程度になります。

日本のSARS-CoV-2のPCRは非常に偽陽性が多く精度が低いです - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • Ct値は測定値であって設定値ではない
  • 検出量で「10個程度」の場合、検体内総量推定値は「4千個程度」となり、採取対象部位総量推定値はもっと多い(反応系に持ち込まれる量が最も少ないキットで、かつ、検体採取量が2mlの場合)

PCRは「部分的に類似した従来の風邪コロナウイルス」で「陽性」の嘘 

更にPCRは遺伝子配列の類似性で判定するので、ここまでサイクル数を増やすとSARS-CoV-2の遺伝子配列に部分的に類似した従来の風邪コロナウイルスなどが存在していても陽性になる可能性があります。

日本のSARS-CoV-2のPCRは非常に偽陽性が多く精度が低いです - かねしろクリニック

「コロナ以外のウィルス・細菌も検知する」の嘘に記載している通り、各検査キットの添付文書には「SARS-CoV-2の遺伝子配列に部分的に類似した従来の風邪コロナウイルスなどが存在していても陽性になる可能性」がないことを確認したことが明記されている。

そういう理由から国内でPCR陽性者とされた人のほとんどは咽頭に10~1000個程度のSARS-CoV-2に類似した何らかの遺伝子が付着している状態であり、COVID-19感染とは断定できません。

日本のSARS-CoV-2のPCRは非常に偽陽性が多く精度が低いです - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • 各検査キットの添付文書には「SARS-CoV-2に類似した何らかの遺伝子」に交差反応しないことを確認したことが明記されている
  • 検出量で「10~1000個程度」の場合、検体内総量推定値は「4千〜40万個程度」となり、採取対象部位総量推定値はもっと多い(反応系に持ち込まれる量が最も少ないキットで、かつ、検体採取量が2mlの場合)
    • 「咽頭に10~1000個程度」「付着している状態」では陽性にならない

よって、「国内でPCR陽性者とされた人のほとんどは」「COVID-19感染とは断定」できる。

根拠のない「コピーを何回もしていると」なる空想 

Ct値は何回コピーしたかの回数だと思って下さい

SARS-CoV-2のPCR陽性者が増えていますがコロナウイルスは冬に流行るので増加傾向にあるだけで実際の患者はそれほど多くありません - かねしろクリニック

「Ct値は何回コピーしたかの回数」=設定値ではないことは既に説明した通りである。

コピーを何回もしていると、どんどん文字が薄くなり「休」という文字も「体」という文字に見えたり、「木」や「本」という文字にコピーした際に少しゴミが付いて「体」に見えてしまう事も考えられると思いますが、それらを全て「体」という文字だけを見つける装置が「体」という文字だと判別してしまう事もあります

「体」という文字がSARS-CoV-2の遺伝子と考えればCt値を上げ過ぎれば、実際には別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう事が分かってもらえると思います

SARS-CoV-2のPCR陽性者が増えていますがコロナウイルスは冬に流行るので増加傾向にあるだけで実際の患者はそれほど多くありません - かねしろクリニック

Ct値は測定値であって設定値ではないことは既に説明した通りなので、「Ct値を上げ」ることはできない。 各検査キットの添付文書に「SARS-CoV-2に類似した何らかの遺伝子」に交差反応しないことを確認したことが明記されていることも説明した通りである。 「Ct値を上げ過ぎれば」(第1の空想)「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう」(第2の空想)は空想に空想を重ねたフィクションに過ぎない。 第1の空想にも第2の空想にも、何ら根拠が示されておらず、WHO、厚生労働省、国立感染症研究所、検査機器製造会社等の公式情報とも矛盾する。

PCRの原理を知っていれば、このような原理で「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう事」があり得ないと理解できる。 PCRはプライマーと相補的な遺伝子配列を複製するから、仮に「コピーを何回もしていると、どんどん文字が薄くな」る現象が生じるとしたら、それはプライマーと相補的な遺伝子配列のみ、すなわち、検査の対象の病原体のみに限られる。 この例えで言うと、「『体』という文字がSARS-CoV-2の遺伝子」ならば、「『体』という文字」が複製されるのであって、それ以外の「『休』という文字」や「『木』や『本』という文字」を複製することはない。 よって、「『休』という文字」や「『木』や『本』という文字」については、「コピー」の対象にならないのだから、「コピーを何回もしていると、どんどん文字が薄くな」る現象が生じ得ない。 もしも、仮に、「『体』という文字」のは「コピーを何回もしていると、どんどん文字が薄くな」る現象が生じ、「『休』という文字」や「『木』や『本』という文字」になってしまったとしよう。 その場合は、「『休』という文字」や「『木』や『本』という文字」を複製することはないから、以降のサイクルでは複製が連鎖しない。 よって、このような原理では偽陰性が発生し得ても、偽陽性は発生し得ない。

百歩譲って、45サイクルの増幅で「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう事」が無視できない程度に生じると仮定しよう。 では、総サイクル数を減らすと「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう」確率はどのように変わるか計算してみよう。

交差反応確率1 交差反応確率2

偽陰性が大量に発生する20サイクルにまで減らしても、「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう」確率は半分くらいにしか減らない。 よって、「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう事」が無視できない確率で発生するなら、サイクル数を極端に減らしても無視できない確率で「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう事」が発生する。 よって、「Ct値」の意味を総サイクル数と取り違えていると仮定しても、「Ct値を上げ過ぎ」るかどうかと、「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう事」が無視できない程度に生じるかどうかは無関係である。

PCRでは非特異的な反応が起きる場合があるが、それはプライマーダイマーやミスプライミングによって生じるのであり、「コピーを何回もしていると、どんどん文字が薄くな」ったり「コピーした際に少しゴミが付い」たりすることによって生じるわけではない。 これでもう失敗しない!リアルタイムPCRに失敗する4つの問題点と解決策をご紹介 - Thermo Fisher ScientificPCRのセットアップで考慮すべき6つの要素 - Thermo Fisher Scientificによれば、プライマーダイマーやミスプライミングは、プライマーの設計不備や温度・時間等が最適値でない場合に生じるものである。 初心者でも安心!リアルタイムPCR用プライマーデザインのコツ - Thermo Fisher Scientificによれば、プライマーダイマーはゲル電気泳動や解離曲線によって検証できる。 どちらも製造承認時には検証されており、製造承認を受けたキットでは生じないものと考えて良い。 また、遺伝子検査の基礎知識 - タカラバイオ株式会社p.34-36によれば、こうした「プライマー由来の非特異的増幅 」は増幅曲線と融解曲線を陰性コントロールと比較することで検証できるので、現場での確認も可能である。

以上の通り、適正に検査が行われていれば「別の似たような遺伝子なのに陽性と判定されてしまう事」はあり得ない。

「日本で行われているCt値40のPCR検査」の嘘等 

ですので現在、日本で行われているCt値40のPCR検査では多くの偽陽性が含まれ、10~1000個程度の遺伝子を見つけただけで陽性と判定されますが、全てがSARS-CoV-2の遺伝子だったとしても、その数では感染する事は考えられませんので診断的意義がほとんどありません

SARS-CoV-2のPCR陽性者が増えていますがコロナウイルスは冬に流行るので増加傾向にあるだけで実際の患者はそれほど多くありません - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • Ct値は測定値であって設定値ではないので「Ct値40のPCR検査」はあり得ない
  • 各検査キットの添付文書には「多くの偽陽性が含まれ」ないことを確認したことが明記されている
  • 検出量で「10~1000個程度」の場合、検体内総量推定値は「4千〜40万個程度」となり、採取対象部位総量推定値はもっと多い(反応系に持ち込まれる量が最も少ないキットで、かつ、検体採取量が2mlの場合)

尚、「その数では感染する事は考えられません」とする根拠も何ら示されていない。

無症状に関する矛盾と嘘 

COVIC-19騒動が起きてから多くの人が予防に努める事により、インフルエンザを含め呼吸器感染症、感染性胃腸炎の患者さんは激減していますが、無症状者にインフルエンザの検査をしてみても陽性者は見つかると思いますが無症状の感染者が居るから怖いとか感染が拡大していると言えるでしょうか?

SARS-CoV-2のPCR陽性者が増えていますがコロナウイルスは冬に流行るので増加傾向にあるだけで実際の患者はそれほど多くありません - かねしろクリニック

2020年03月08日のかねしろクリニックのお知らせには次のように記載されている。

  • 「無症状・軽症から重症化する時はスピードが早い」
  • 「その中のさらに1~2割は24時間以内に挿管が考慮されるような状態まで急激に悪化することがある」
  • 「初期にはほぼ無症状であるため、気づかないうちに病変が進⾏し、有症状になってから⼀気に進⾏するように⾒える」

であれば、「無症状の感染者」は非常に怖いはずである。

尚、メタ解析論文で有症状者に対する無症状者からの二次感染のrelative riskは0.35(95%信頼区間 0.10–1.27)とされていることは既に説明した通りである。

以前から何度もお伝えしていますが換気、サーキュレーターなどでの撹拌、手洗い、手で目鼻口を触らない、呼吸器症状がある人だけマスクを着用、咄嗟に咳やくしゃみが出る時はマスクの有無に関わらず肘の辺りに鼻口を付けてする、トイレは蓋を閉めて流すという事が呼吸器感染症、感染性胃腸炎予防の基本ですので、全ての人が実践すれば今後も呼吸器感染症、感染性胃腸炎に罹る危険は低くなり、新規感染症が現れても慌てずに済みます

SARS-CoV-2のPCR陽性者が増えていますがコロナウイルスは冬に流行るので増加傾向にあるだけで実際の患者はそれほど多くありません - かねしろクリニック

「換気、サーキュレーターなどでの撹拌、手洗い、手で目鼻口を触らない、呼吸器症状がある人だけマスクを着用、咄嗟に咳やくしゃみが出る時はマスクの有無に関わらず肘の辺りに鼻口を付けてする、トイレは蓋を閉めて流すという事」で対策が十分だとする根拠は何ら示されていない。 尚、複数の対策の一部だけで実効再生産数を1未満にできないなら、他の対策も必要なことは既に説明した通りである。

新型コロナウイルスPCRで陽性と判定されたとしても治療薬が無いため不安が増すだけではなく、濃厚接触者にまで検査が及び、その人が無症状でも陽性であれば自宅待機などの措置がされるなどの弊害が大きいです。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

一体、「その人が無症状でも陽性であれば自宅待機などの措置がされる」ことの何が弊害なのか。 尚、メタ解析論文で有症状者に対する無症状者からの二次感染のrelative riskは0.35(95%信頼区間 0.10–1.27)とされていることは既に説明した通りである。 「自宅待機などの措置」で二次感染を防げれば感染をよくせできるが、それの何が弊害なのか。

「Ct値の上げ過ぎ」の嘘等 

新型コロナウイルスPCRはCt値の上げ過ぎで10~1000個程度の新型コロナウイルスに類似した遺伝子が存在するだけで陽性と判定されますので非常に偽陽性が多く、診断の意義が低いです。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • Ct値は測定値であって設定値ではないので「Ct値の上げ過ぎ」はあり得ない(任意に上げたり下げたりできない)
  • 各検査キットの添付文書には「新型コロナウイルスに類似した遺伝子が存在するだけで陽性と判定」されないことを確認したことが明記されている
  • 検出量で「10~1000個程度」の場合、検体内総量推定値は「4千〜40万個程度」となり、採取対象部位総量推定値はもっと多い(反応系に持ち込まれる量が最も少ないキットで、かつ、検体採取量が2mlの場合)

「ほとんどの感染者は誰にも感染させておらず」「西浦教授がこの事実を無視」の嘘 

前回の緊急事態宣言発令前からほとんどの感染者は誰にも感染させておらず、集団にスーパースプレッダーという非常に多くのウイルスを排出する人が居れば感染が拡がるという事はクラスター対策班が報告していますが、 クラスター対策班の一員であるはずの北海道大学(当時)西浦教授がこの事実を無視して1人が2.5人に感染させて40万人以上が亡くなると根拠の無い事を言い出して前回の緊急事態宣言が出されました。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • 西浦博氏は「ほとんどの感染者は誰にも感染させておらず、集団にスーパースプレッダーという非常に多くのウイルスを排出する人が居れば感染が拡がるという事」を無視していない
  • 「約8割は誰にも感染させていない」残りの2割が「1人の感染者から2.5人の人に感染させた」のではなく、全体の平均として「1人の感染者から2.5人の人に感染させた」
  • 全体が均一に「1人の感染者から2.5人の人に感染させた」場合と、全体の2割が感染者1人あたり12.5人に感染させた場合の差は小さい
  • 西浦博氏の試算結果が過大だとする根拠は何もなく、むしろ、死者数の見積もりが過小である疑いすらある。

そもそも飛沫=ウイルスではなく、感染者の飛沫の一部にウイルスが含まれているだけですが、ほとんどの方は飛沫=ウイルスと思いこまされて、マスクをして飛沫を出さないようにしないといけないとマインドコントロールされていますが、ほとんどの人がマスクをしているのに感染が抑えられていないことでもマスクには意味が無い事は分かると思います。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

「感染者の飛沫の一部にウイルスが含まれているだけ」とは何を根拠に言っているのか?

「感染が抑えられていない」とは、全く低減されていないと言っているのか、それとも、低減が不十分であることを言っているのか。 接触削減によって感染を低減させたことは既に説明した通りであるから、全く低減されていないわけではない。 低減が不十分であることはマスクの効果が100%ではないことを示しているが、「マスクには意味が無い事」までは示さないことも既に説明した通りである。 そして、マスクが感染を予防する科学的根拠があることも既に説明した通りである。

発症直前の感染者が最も誰かに感染させているという推論から無症状でも自分が感染していると考えて飛沫を出さないためにマスクをするように言われていますが、ほとんどの無症状者は当然、非感染者なのに発症直前の感染者が誰かに感染させるという非常に稀なケースのために全ての人にマスクをしろと言うのは全く理に叶っていない対応としか言えません。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

「発症直前の感染者が誰かに感染させる」ことが「非常に稀なケース」である根拠は何も示されていない。 メタ解析論文で有症状者に対する無症状者からの二次感染のrelative riskは0.35(95%信頼区間 0.10–1.27)とされていることは既に説明した通りである。

確かに会話によって飛沫が出ますが換気やサーキュレーターなどによる攪拌でどれだけ飛沫が減るかの検証をすれば皆さんに安心感を与えるにも関わらず、その検証をしないのは明らかに意図的だと思います。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

「換気やサーキュレーターなどによる攪拌」で対策が十分だとする根拠は何ら示されていない。 尚、複数の対策の一部だけで実効再生産数を1未満にできないなら、他の対策も必要なことは既に説明した通りである。

会話をすることでお互いに菌やウイルスの交換を行って免疫が上がりますが、マスクをすることで免疫が上がる事が妨げられ、マスクの内側に湿気が溜まって雑菌が繁殖し匂いやかぶれの原因になるなどマイナスも多いです。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

「お互いに菌やウイルスの交換を行って免疫が上が」るのに「マスクの内側に湿気が溜まって雑菌が繁殖」しても免疫は上がらないのか? 主張が明らかにダブルスタンダードだろう。

無策の専門家たちはそれでも保身のためにマスク神話を崩したくないので、マスクを外して会話をする機会が多い飲食店に目を付け、飲食店を悪者扱いして自分たちへの批判の目を逸らそうとしています。

確かに飲食店では特に飲酒が伴えば声も大きくなって飛沫が増えたり、感染対策が疎かになって感染にリスクは上がるかもしれませんが、全ての責任は客にあり飲食店には責任はありません。

今までは会食やコンサートなどに行った後に風邪を引いたリインフルエンザに罹ったとしても誰も気に留めてなかっただけで同じような事が起きていたはずです。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

確かに、「マスクを外して会話をする機会が多い飲食店」だけを規制するのは非合理極まりない。 しかし、そのことは「マスクを外して会話をする機会が多い飲食店」を規制しなくて良い理由にはならない。 「全ての責任は客にあり飲食店には責任はありません」に至っては何が言いたいのか意味不明である。 問うべきことは、誰に責任があるかではなく、どうすれば感染を抑制できるかである。

意味不明な例え話、論点のすり替え等 

今は過剰に反応し過ぎて無理矢理、PCR陽性者を見つけようとしていますが、50km/h制限の道路で50km/hを超えていれば全てスピード違反で取り締まるのと同じぐらいナンセンスなことです。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

何を言いたいのか例え話が全く意味不明である。 無違反者を取り締まるなら、確かに、ナンセンスで「過剰に反応し過ぎ」だろう。 しかし、違反者を取り締まることの何がナンセンスで「過剰に反応し過ぎ」なのか。 違反者を取り締まることが「過剰に反応し過ぎ」なのではなく、ルール違反を正当化することの方が「過剰に」甘え過ぎ(二重表現だが原文に合わせた)なのである。 「50km/h制限」が気に入らないなら、然るべき手続きを踏んでルールを改正すれば良い。 そうした手続きをすっ飛ばして自分勝手な理由でルールを破る方がおかしい。

感染させるとかさせられるとか考えるので風評・誹謗中傷・差別に繋がりますが、

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

「風評・誹謗中傷・差別」は、「風評・誹謗中傷・差別」の問題であって、対策の問題ではない。

感染は各自が予防すべきものですので、

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

感染対策には、感染させる側が実施する対策と、感染させられる側が実施する対策がある。 「各自が予防すべきもの」が感染させられる側の対策のみを指し、感染させる側が対策しなくて良いと主張しているならば、その根拠は何か? 尚、複数の対策の一部だけで実効再生産数を1未満にできないなら、他の対策も必要なことは既に説明した通りである。

換気、サーキュレーターなどでの撹拌、手洗い、手で目鼻口を触らない、呼吸器症状がある人だけマスクを着用、咄嗟に咳やくしゃみが出る時はマスクの有無に関わらず肘の辺りに鼻口を付けてする、トイレは蓋を閉めて流すという事が呼吸器感染症、感染性胃腸炎予防の基本を徹底して、冷静に対応していただきたいと思います。

新型コロナウイルスPCRは非常に偽陽性が多く不安が増すなど弊害が多いので行っていません - かねしろクリニック

「換気、サーキュレーターなどでの撹拌、手洗い、手で目鼻口を触らない、呼吸器症状がある人だけマスクを着用、咄嗟に咳やくしゃみが出る時はマスクの有無に関わらず肘の辺りに鼻口を付けてする、トイレは蓋を閉めて流すという事」で対策が十分だとする根拠は何ら示されていない。 複数の対策の一部だけで実効再生産数を1未満にできないなら、他の対策も必要なことは既に説明した通りである。

「今の日本では」「Ct値を40~45に設定」の嘘 

今の日本では新型コロナウイルスPCRのCt値を40~45に設定していますので

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

Ct値は測定値であって設定値ではないので「Ct値を40~45に設定しています」があり得ないことは既に説明した通りである。

10~1000個程度の遺伝子の欠片、それも活性の有無に関わらず検出されると陽性に判定されてしまいます。

10~1000個程度のウイルスでは当然、感染しませんが、

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

  • Ct値は測定値であって設定値ではないので「Ct値の上げ過ぎ」はあり得ない(任意に上げたり下げたりできない)
  • 検出量で「10~1000個程度」の場合、検体内総量推定値は「4千〜40万個程度」となり、採取対象部位総量推定値はもっと多い(反応系に持ち込まれる量が最も少ないキットで、かつ、検体採取量が2mlの場合)
  • 「10~1000個程度のウイルスでは当然、感染しません」とする根拠は示されていない

また、「日本は諸外国よりCt値を高く設定している」の嘘に記載した通り、「活性の有無」は現在進行形の感染者であるか、回復直後の感染者であるかを示すだけで、いずれにせよ偽陽性ではない。 「PCR検査陽性はほとんど偽陽性」の嘘に記載した通り、培養陰性はごくわずかであるから、「活性の有無」は大した問題にならない。 そして、「活性の有無」を実用的な時間で検査する方法がない以上、「活性の有無」を区別することは困難である。

ウイルスがどこにも均等に存在していませんので、採取した部位では10~1000個程度でも実際にはもっと多くのウイルスが存在することは考えられます。

風邪などで受診した時に喉の診察を受けるだけでも大きな口を開けてくれない患者さんは多く、舌圧子で舌を押さえるだけでも吐きそうになる人が居るのに、大事な検査だと分かっていても咽頭ぬぐい液を採取する際は余計に口を開けてくれないケースも多いので、喉の奥から検体を採取するのは至難の業で、やっと喉の奥が見えたと思った瞬間に綿棒で検体を採取しますが、十分に検体が採取できていない可能性があります。


咽頭ぬぐい液では非常にばらつきが多いですし、咳き込まれて飛沫を飛ばすというリスクもありますので、今は唾液が検体として使われるようになりましたので、個人的にも唾液PCRがばらつきを減らすためにも望ましいと思いますが、唾液も採取方法を間違えれば何の意味もありません。

喉の奥に痰が引っかかってる時に、説明が難しいですが喉を絞るようにして奥から出そうとすると思いますが、そういう動作を数回して喉の奥の方の唾液をしっかりと口の中に溜めて検体として使用すれば問題ありませんが、単に口の中に溜まった唾液であれば偽陰性になる可能性が高くなると思われます。

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • 偽陽性のリスクがデマであること
  • 検出量で「10~1000個程度」の場合、検体内総量推定値は「4千〜40万個程度」となり、採取対象部位総量推定値はもっと多い(反応系に持ち込まれる量が最も少ないキットで、かつ、検体採取量が2mlの場合)

そして、「偽陰性になる可能性が高くなる」のであれば、むしろ、感度を上げることが必要となる。

人の恐怖心に付け込んで唾液PCRで儲けようとする不誠実なクリニックもありますが、不適切な採取法で行われていれば当然、正しい結果になりませんので、意味がないだけでなくお金が無駄なだけです。

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

「不誠実なクリニック」は、「不誠実なクリニック」の問題であり、それは誠実なクリニック等で行われるPCR検査の信頼性とは全く関係がない。

西村秀一執筆の記事に記載されていない空想 

新型コロナウイルスに関する情報は色々と残していて、改めて過去の情報を調べてみると昨年の4月に国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンターの西村秀一医師がPCRの問題点に関して投稿しておられました。

その記事によると最大の問題は偽陰性で、次に偽陽性の可能性を論じておられて、そこでコピー数別のリアルタイムPCR増幅曲線に関する図があり、そこに急激に立ち上がる増幅曲線が示してあり、これが研究者が言っていた立ち上がりだと理解しました。

それでも信頼できる陽性を検出できる100コピーの増幅曲線の上限はCt値37で、それ以上にCt値を上げても怪しい陽性が増えるだけだと書かれています。

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

「その記事」とは、 PCR論争に寄せて─PCR検査を行っている立場から検査の飛躍的増大を求める声に - 日経メディカル のことであろう。 しかし、この記事中には「Ct値」という用語は一切使われていない。 「Ct値を上げ」るなる表現は一切使われていない。 そして、以下は既に説明した通りである。

  • Ct値は測定値であって設定値ではないので「Ct値を上げ」ることはできない
  • 検出量で「100コピー」の場合、検体内総量推定値は「4万コピー」となり、採取対象部位総量推定値はもっと多い(反応系に持ち込まれる量が最も少ないキットで、かつ、検体採取量が2mlの場合)

また、「たとえ疑いのない陽性であってもそれは、活性を持った(生きている)ウイルスの検出を自動的に意味するわけではない」とも書かれている。 つまり、「活性の有無」は偽陽性とは関係がないと書かれているのだ。 何故、記事中の都合の良い記述だけを取り上げて、都合の悪い記述は闇に葬るのか?

尚、記事中の「感染でなくとも不活化した空中を浮遊しているウイルスがたまたま吸われて鼻腔に張り付いていたものを採取した可能性」「そこらへんにウイルス(あるいはその残骸)が存在していて、それにたまたま触れて、それで鼻を触っただけで、感染の有無に関係なく検出されてしまう」が正しくないことは既に説明した通りである。

偽陰性のリスク 

北海道の病院でクラスターが発生した時に無症状患者にまでPCRを行い、陰性だったために非感染者として扱われ、結果的にはその患者が無症状感染者だったために担当した医療スタッフが感染してクラスターになったとされています。

無症状でも感染初期でウイルス量が少なければPCR陽性になりませんが、今は無症状でも感染者だと考えてマスクをするように言われているのにPCR陰性だったために、その人が非感染者だと判定され本人も接する人も感染対策を怠るために感染を拡げてしまったと思われます。

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

「結果的にはその患者が無症状感染者だったために担当した医療スタッフが感染してクラスターになった」のであれば、「無症状の感染者が居るから怖いとか感染が拡大していると言えるでしょうか?」「その人が無症状でも陽性であれば自宅待機などの措置がされるなどの弊害が大きい」なる主張は覆る。 例え、無症状者の偽陰性があったとしても、無症状者で陽性判定された事例は隔離が必要であろう。

100%でなければ予防効果がないとする詭弁 

同様に感染対策にマスクをしろと言われていますが、マスクをしていれば感染対策になると思いこんで実際の感染対策が疎かになるために感染が抑えられていないと思います。

事実、マスクをしたまま平気で咳き込む人が居ますが、マスクの隙間から飛沫が出ます。

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • マスクの効果は100%ではないが、感染は低減されている
  • マスクが感染を予防する科学的根拠がある

また、マスクをすることで他の「感染対策が疎かになる」根拠は何ら示されていない。

「Ct値を上げ過ぎ」の嘘 

PCRのCt値に関してはCt値を上げ過ぎても偽陽性が増える事は事実で、回復期患者に関してにはなりますがCt値30以上でないと陽性と判定されないような人はほとんどが感染力が無い人であるという発表もありますので、PCRの適正値はやはり30~35程度であるのは間違いなく、Ct値をそこまで下げると当然、陽性と判定される人が減りますので、対応もしやすくなるはずです。

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • Ct値は測定値であって設定値ではないので「Ct値を上げ過ぎ」はあり得ない(任意に上げたり下げたりできない)
  • 「感染力が無い人」はごくわずかでであり、それは大した問題にならない
  • 「感染力が無い人」を実用的な時間で検査する方法がない以上、それを区別することは困難である
  • 検体の採取が不十分だと「偽陰性になる可能性が高くなる」ことが2021年1月23日のかねしろクリニックのおしらせに明記されている

また、「日本は諸外国よりCt値を高く設定している」の嘘に説明した通り、「陽性と判定される人が減りますので、対応もしやすくなる」はあり得ない。 感度を下げると一時的に感染者は減るが、その効果には累乗的効果が生じない。 一方で、感染者を捕捉できないことによる感染拡大には累乗的効果が生じる。 結果、短期的には「対応もしやすくなる」ように見えて、長期的には逆の結果が生じる。

尚、「日本は諸外国よりCt値を高く設定している」の嘘に記載している通り、「回復期患者に関して」は、現在の日本の退院基準ではPCR不要となっているのでCt値云々は全く関係ない。

根拠なき「検査というのは症状のある人に行って診断をするためのもの」論 

そもそも検査というのは症状のある人に行って診断をするためのものですので、このようにPCRには多くの偽陰性、偽陽性があるため、無症状者に行う事は明らかに間違っていると思います。

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • 2020年3月8日のかねしろクリニックのお知らせには次のように記載されている
    • 「無症状・軽症から重症化する時はスピードが早い」
    • 「その中のさらに1~2割は24時間以内に挿管が考慮されるような状態まで急激に悪化することがある」
    • 「初期にはほぼ無症状であるため、気づかないうちに病変が進⾏し、有症状になってから⼀気に進⾏するように⾒える」
  • メタ解析論文で有症状者に対する無症状者からの二次感染のrelative riskは0.35(95%信頼区間 0.10–1.27)とされている
  • 2021年1月23日のかねしろクリニックのお知らせで無症状からのクラスター発生が紹介されている

よって、「検査というのは症状のある人に行って診断をするためのもの」ではないし、「無症状者に行う事は明らかに間違って」などいない。 また、「PCRには多くの」「偽陽性」がないとも既に説明した通りである。

いずれにせよ何度も言うように感染させるとか感染させられるとか考えるので要らない誹謗中傷・差別に繋がりますし、有効な治療薬がないため各自が予防に努めるしかありませんので換気、サーキュレーターなどでの撹拌、手洗い、手で目鼻口を触らない、呼吸器症状がある人だけマスクを着用、咄嗟に咳やくしゃみが出る時はマスクの有無に関わらず肘の辺りに鼻口を付けてする、トイレは蓋を閉めて流すという呼吸器感染症、感染性胃腸炎予防の基本を徹底していただきたいと思います。

PCRの問題に関して改めて考察してみました - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • 「誹謗中傷・差別」は、「誹謗中傷・差別」の問題であって、対策の問題ではない。
  • 「各自が予防に努めるしかありません」とやらは、感染させる側が対策しなくて良い根拠にならない
  • 「換気、サーキュレーターなどでの撹拌、手洗い、手で目鼻口を触らない、呼吸器症状がある人だけマスクを着用、咄嗟に咳やくしゃみが出る時はマスクの有無に関わらず肘の辺りに鼻口を付けてする、トイレは蓋を閉めて流す」で対策が十分だとする根拠は何ら示されていない。

また、「有効な治療薬がない」からこそ、実効再生産数を1未満にするまでの十分な対策が必要なのである。

文科省ガイドラインに関する嘘 

文科省がガイドラインを改正してソーシャルディスタンスやマスクなどが削除されましたので、堂々と学校とマスクを外すよう交渉しましょう。

文科省が新型コロナウイルス感染症に関する学校運営のためのガイドラインを改訂しソーシャルディスタンスやマスクなどが削除されました - かねしろクリニック

リンク先の文書を見れば、「ソーシャルディスタンスやマスクなどが削除されました」なる事実がないことは明らかである。 いずれも、簡潔な説明文に修正されたり、書き振りが修正されただけであって趣旨に変化はない。

身体的距離身体的距離の確保(ソーシャルディスタンスあるいはフィジカルディスタンス)といった「新しい生活様式」に,学校を含めた社会全体が移行することが不可欠身体的距離を確保するといった感染症対策を徹底することが必要
マスク新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,学校教育活動においては,児童生徒等及び教職員は,基本的には常時マスクを着用することが望ましいと考えられるところ,気候の状況等により,熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は,換気や児童生徒等の間に十分な距離を保つなどの配慮をした上で,マスクを外すよう対応する。なお,体育の授業及び運動部活動におけるマスク着用の必要はないが,感染リスクを避けるためには,児童生徒の間隔を十分に確保するなどの取扱いをする。中学生・高校生については,地域の感染状況に応じて,まずは例えばマスクを着用しないで行う感染リスクの高い活動を一時的に制限するなど,生徒の発達段階に合わせた柔軟な対応を検討すべきである。

マスクについては6(5)①から4(2)①に移動されているが、記載がなくなったわけではない。

「富山市では医師と連携して登下校時にマスクを外す事から始め」の嘘 

富山市では医師と連携して登下校時にマスクを外す事から始め、幼稚園児にはマスクをしない事を推奨し、運動会や合唱コンクールも開催されています。

富山市でできていることを他の自治体でできないはずがありませんが、残念ながら不勉強で保身しか考えていない医師や専門家達のために子供たちが学校・幼稚園・保育園などでマスクを外せない状況が続いています。

富山市では学校でマスクを外す取り組みを実践しています - かねしろクリニック

「富山市では学校でマスクを外す取り組みを実践しています」「富山市でできていることを他の自治体でできないはずがありません」と、あたかも、富山市だけが特別にマスクを外す活動をしているかのように書かれている。 しかし、その実態を見れば、厚労省推奨の内容と大差がない。 「登下校時にマスクを外す事から始め、」「運動会や合唱コンクールも開催」に至ってはミスリーディングも甚だしい。 富山市のリーフレットでは、厚労省推奨と同様に、限定条件下でマスク不要としているだけで必要な時はマスク着用を求めている。

「飛沫が飛ばない場面」(呼吸、私語、咳やくしゃみ)が本当にあるのかどうかは疑わしいが、他は厚労省推奨とほぼ変わらない。

指定感染症に関する嘘 

法的位置付けが指定感染症のままですと、今の方針の期限は来年1月末までですが、来年2月以降も今の方針を続けるために新型インフルエンザ等感染症に改悪されました。

本来は季節性インフルエンザと同等の5類に変更すれば過剰な反応から解消されて今まで通りの生活が取り戻されますが、政府は混乱を収束させる気が全く無いようです。

新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが指定感染症から新型インフルエンザ等感染症に改悪されています - かねしろクリニック

「新型コロナを2類感染症相当から5類に格下げすれば医療崩壊しない」の嘘に記載した通り、現状で受入可能な病院のほとんどが既に受入実施しているので「季節性インフルエンザと同等の5類に変更」しても対応可能な病床数はほとんど変わらない。 ゾーニングを止めれば対応可能な病床数は多少増えるかもしれないが、それ以上に院内感染が拡大して「混乱を収束」とは逆行することになるだけである。

「水でも陽性」の嘘 

国立医薬品食品衛生所が各メーカーの新型コロナウイルスPCR試薬について試験をしたところ、ウイルスRNAが入っていない検体でも陽性になったメーカーがあったようです。

そんな検査なのにそれでも受けたいと思いますか?

新型コロナウイルスPCRでウイルスが居ないのに陽性になる事があります - かねしろクリニック

リンク先を見れば、そのような事実がないことは明らかである。 「水でも陽性になる」の嘘に記載した通り、真相は次のとおりである。

  • 等温増幅の1製品の場合(PCRではない)
    • 特定の測定プレートと特定の測定装置との組み合わせでのみ発生(過去に使用された実績なし)
    • 取扱説明書を改訂して、その組み合わせを使わないように注意喚起(今後も起きない)
  • PCRの1製品の場合
    • 0コピー/mLでの陽性は6回中1回のみ発生
    • その後の279回の追加検証では再現せず
    • 操作上のミスによる検体汚染の疑い

等温増幅 (Isothermal Amplification) - New England Biolabs Japan Inc.によれば、それぞれ異なる温度のPCRは変性、アニーリング、伸長の3過程を1サイクルとして遺伝子配列を増幅するのに対して、等温増幅は一定温度で遺伝子配列を増幅する。 よって、等温増幅にはサイクルがないし、当然、Ct値もない。 このように、等温増幅は、PCRとは似て非なる手法であり、短時間で実施できる変わりに精度が落ちる。 だから、等温増幅に特定の組み合わせで誤動作する製品があったとしても、それはPCRの信頼性を疑う理由には全くならない。

そして、Press Releaseのとおり、「今回の一斉試験により、本試験の対象となったCOVID-19診断用核酸増幅検査薬について、一定の信頼性があることが確認されました」のである。

「Ct値の上げ過ぎ」「類似したウイルスの断片でも陽性」の嘘 

PCRはCt値の上げ過ぎで類似したウイルスの断片でも陽性になることもあり、非常に偽陽性・偽陰性が多く診断に用いるには適しませんが、それなのに陽性者が見つかれば魔女狩りように濃厚接触者を検査して陽性者が見つかれば感染者が増えたと報道し、一向に収束を迎える気配が見られません。

自費で新型コロナウイルス抗原検査を開始します - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • Ct値は測定値であって設定値ではないので「Ct値の上げ過ぎ」はあり得ない(任意に上げたり下げたりできない)
  • 各検査キットの添付文書には「類似したウイルス」「でも陽性に」ならないことを確認したことが明記されている
  • 偽陽性のリスクはデマである

よって、「一向に収束を迎える気配が見られ」ないのは感染が拡大しているからであって、検査の感度が高いせいではない。 感染者が見つかれば「濃厚接触者を検査」することも当然である。 また、検査の感度を下げれば「収束を迎える」と逆の結果を生むことも既に説明した通りである。

当クリニックではPCRで陽性と判定されれば治療薬が無いため不安を増すだけでなく、濃厚接触者にまで検査が及び、無症状でも陽性になればその人まで隔離させられるなどデメリットの方が大きく、新型コロナウイルスに感染していたとしても知らないうちに治っていれば問題がないため自主的に自宅隔離するように患者さんにお願いしていましたが、新型コロナウイルスに感染している可能性は否定できないため、新型コロナウイルスでの隔離に準じて症状が改善してから3日間の自宅隔離をお願いしていました

自費で新型コロナウイルス抗原検査を開始します - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • 「治療薬が無い」ことは対策の必要性を否定しない
  • 感染者が見つかれば「濃厚接触者にまで検査」するのは当然
  • メタ解析論文で有症状者に対する無症状者からの二次感染のrelative riskは0.35(95%信頼区間 0.10–1.27)とされている
  • 無症状者の隔離の「デメリットの方が大き」い根拠は示されていない
  • 「症状が改善してから」については、現在の日本の退院基準ではPCR不要となっているのでPCR検査の感度や特異度は全く関係ない。

かねしろクリニックが使用する、添付文書に類似ウイルスに交差反応すると明記している抗原検査 

しかし実際に新型コロナウイルスに感染していなければ症状が治まって直ぐに隔離を解除しても問題ないため、どちらかと言えば陰性を証明するために抗原検査を開始することにしました。

自費で新型コロナウイルス抗原検査を開始します - かねしろクリニック

新型コロナウイルス感染症診断薬の承認について (株式会社 ミズホメディー申請品目) - 厚生労働省によれば、かねしろクリニックが使用している抗原検査は陽性一致率が80.0%なので、偽陰性が大量に発生する。 それで「陰性を証明する」のは非常に問題が大きい。

当クリニックにはフジフイルム製の100倍高感度の抗原検出装置があり、PCRと違って抗原検査ですので類似したウイルスで陽性になる可能性は低いためPCRと比べて信頼度が高く、院内で15分ほどで結果が出ます。

自費で新型コロナウイルス抗原検査を開始します - かねしろクリニック

最初に指摘しておくが、「フジフイルム製の100倍高感度の抗原検出装置」は誤りである。 新型コロナウイルス抗原検査キット「COVID-19 Ag(コヴィット-ナインティーン エージー)」新発売によれば、「100倍高感度」なのは「抗原検出装置」ではなく抗原検査キットである。 富士ドライケム IMMUNO AG カートリッジ - FUJIFILMはイムノクロマト法を使った検査キットであり、抗原の検出には装置を必要としない。 富士ドライケム IMMUNO AG2 - FUJIFILMは、検査結果としてカートリッジに出るテストラインおよびコントロールラインを自動で読み取る装置であって、それ自体が抗原を検出しているわけではない。

富士ドライケム IMMUNO AG カートリッジ COVID-19 AG 添付文書には「HCoV-HKU1(0.5μg/mL以上)及びSARS-CoVについては交差反応が認められました」と明記されている。

  • SARS-CoVは2003年に流行したSARSコロナウイルス
  • HCoV-HKU1は2005年1月に発見されたコロナウィルスの一種

何と、このクリニックが使用する抗原検査は「類似のウィルス」に交差反応して陽性になると添付文書に明記されているのである。 重要な注意書等が記載された医療機器類の添付文書を一度も読みもせずに、自らのクリニックで使用するなら医療関係者失格である。 記載事項を知っていて「類似したウイルスで陽性になる可能性は低い」と主張するなら詐欺である。 いずれにしても医師として失格であろう。

抗原検査である以上、キット内の抗体と結合する抗原は全て検出する。 それゆえに、抗原検査が類似のウィルスに反応するのは何ら不思議ではない。 「PCRと違って抗原検査ですので」と言うなら、むしろ、類似したウイルスで陽性になる可能性があるのである。

尚、高感度キットであっても陽性一致率は80.0%であり、感度においてもPCRよりも劣る。 また、PCRの偽陽性のリスクがデマであることは既に説明した通りである。

公費負担で受けられる医療機関もありますが、そのためには感染対策に無意味なマスクを診療中に常に着用しないといけないと保健所から言われ、当クリニックでは無症状者のマスクを否定しているのに常時マスクをする事は、発信している内容の信憑性が覆されてしまうため拒否したので公費負担を受ける事ができなくなり、自費で対応させていただくことにしました。

料金は1回6050円(税込)です。

自費で新型コロナウイルス抗原検査を開始します - かねしろクリニック

「無症状者のマスクを否定している」ことが科学的に誤りであることは既に説明した通りである。

「公費負担で受けられる医療機関もあ」ることをちゃんと患者に説明しているのか。 説明せずに高額の検査料金を徴収するなら極めて悪質である。 というより、具合が悪くて受診している患者が、その場でそうした説明を受けても、今更、他の医療機関を受信するのも難しかろう。 非科学的なわがままで患者に不当な負担を背負わせていることは重大な問題であろう。

無症状者に陰性証明を求められることがあり、無症状者に検査する事は本来は好ましくありませんが、陰性証明がどうしても必要で困っている方も居られますので、診断書作成料込みで1回11000円(税込)で対応させていただきます。

自費で新型コロナウイルス抗原検査を開始します - かねしろクリニック

かねしろクリニックが使用している抗原検査は陽性一致率が80.0%なので、偽陰性が大量に発生することは既に説明した通りである。 にも関わらず、陰性証明を発行するなど正気の沙汰ではない。 そして、そのような信頼性の低い証明に11000円(税込)も徴収するなどあまりにも酷すぎる。

豊中市小学校の集団感染 

当クリニックの近くにある豊中市立新田小学校の教職員16人に感染者が見つかり、小学校が休校となる事態が起きました。

記事では教職員60人のうち16人の感染が確認され、3人が入院したという事になっていますが、入院していない13人は無症状の単なるPCR陽性者と思われ、入院した3人も軽症と思われます。

豊中市教育委員会に電話をしました - かねしろクリニック

PCRの偽陽性のリスクがデマであることは既に説明した通りであるので、「無症状の」「PCR陽性者」はほぼ全員感染者である。 尚、「入院した3人も軽症」とは何を根拠に言っているのか?

対応した人は、たまたまかもしれませんがマスクが感染対策になるという文書を文科省も厚労省も持っていない事を知らず、季節性インフルエンザでは10代以下でも亡くなりますが、新型コロナウイルスで10代以下は1人も亡くなっていないという事も知りませんでした。

豊中市教育委員会に電話をしました - かねしろクリニック

マスクによる新型コロナ感染拡大防止効果に記載している通り、マスクの科学的根拠はある。 「文科省も厚労省も持っていない事」を問題視する前に、医師のくせにそれを知らないことを問題にせよ。

また、日本で「新型コロナウイルスで10代以下は1人も亡くなっていない」のは感染抑制に成功しているからである。 感染が拡大した場合にも「10代以下は1人も亡くな」らないことまでは保証されない。 尚、接触削減が感染を抑制していることは既に説明した通りである。

教職員に感染者が出て学校閉鎖になった事はお知らせしましたが、濃厚接触者ではない児童で感染者が居たことから全児童対象にPCRが行われることになったようです。

匿名の方からの電話での情報ですが本日、PCRキットが配布され自宅で検査を行って明日提出するようですが、無症状の児童に検査をする事は虐待とも言え、もし陽性に出た時にどれだけ心が傷付けられるか分かりません。

  中市立新田小学校で大変な事が起きています - 大阪、豊中の「町のお医者さん」かねしろクリニックのブログ

「濃厚接触者ではない児童で感染者が居た」のであれば、濃厚接触がなくても感染が疑われるのだから、「全児童対象にPCRが行われること」は当然であろう。 「無症状の児童に検査をする事は虐待」とする根拠は何ら示されていない。 PCRの偽陽性のリスクがデマであることは既に説明した通りであるので、「無症状の」「PCR陽性者」は全員感染者である。

自宅で採取するという事は検査方法に不備があって、大量の偽陰性が出る可能性が考えられるため単なるポーズの可能性も考えられますが、水でも陽性になる事もある検査ですので、検査をした事にして水を付けて提出しても良いと思います。

中市立新田小学校で大変な事が起きています - 大阪、豊中の「町のお医者さん」かねしろクリニックのブログ

「自宅で採取する」のは全児童に検体採取するだけの技師の余力がないからと推測されるが、「単なるポーズの可能性」とは何を根拠に言っているのか? 「水でも陽性」がデマであることは既に説明した通りである。 「検査をした事にして水を付けて提出しても良い」などと、正当な医学的検査を正当な理由もなく妨害するとはトンデモない。

モニタリングで「感染者数の水増し行為」の嘘 

大阪市内でモニタリングと称して無症状者に無料でPCRが行われています。


陽性になっても医療行為ではないため保健所に連絡が行くことも無く、医療機関に掛かる必要もなく当然、隔離の必要もありませんが感染者数にはカウントされます。

これは単なる感染者数の水増し行為でしかありません。

大阪での新型コロナウイルス感染者(実際には単なるPCR陽性者)急増のカラクリ - かねしろクリニック

PCRの偽陽性のリスクがデマであることは既に説明した通りであるので、市中に感染が拡大していなければ検査を増やしても陽性者はほとんど増えない。 それなのに、一体、何を根拠に「感染者数の水増し」だと主張するのか。 事実、感染拡大の予兆の早期探知のためのモニタリング検査 - 内閣官房によれば、4月18日まで33,616件検査して累計陽性疑い者数31件中(うち大阪11)である。 1日の新規感染者が1千人を超えているのに、累計たった11人で「感染者数の水増し行為」などしても焼け石に水であろう。

このモニタリング検査では唾液検体によるPCR検査が行われているが、仮に31件全てが偽陽性だとしても特異度は99.91%である。 累計陽性疑い者が全員偽陽性ではないなら、特異度はもっと高い。 よって、このモニタリング検査のPCRの特異度の高さ(偽陽性の少なさ)を証明している。

また、「陽性になっても医療行為ではないため保健所に連絡が行くことも無く、医療機関に掛かる必要もなく当然、隔離の必要もありませんが感染者数にはカウントされます」とは何を根拠に言ってるのか? これは後から訂正されており、やはり、根拠のない空想だったようである。 努力しても間違えるのは仕方ない。 しかし、この方の場合はそうではない。 調べもせずに想像で物を言うから間違えるのだ。 クリニックを自称しておいて想像で情報を発信することは極めて無責任である。 後から訂正すれば誤りがなくなるわけではないし、未だに訂正されていないデマの方が圧倒的に多い。

進化論に対する根本的な勘違い 

ウイルスは宿主が居ないと生存できないので宿主が全滅してしまうと自分たちも全滅してしまいます。

宿主が免疫を付けても繁殖しにくくなり死活問題になりますので変異して生存し続けようとしますが、感染力は上がるかもしれませんが宿主を全滅させないように基本的には弱毒化します。

ウイルスは変異する際には基本的には弱毒化します - かねしろクリニック

このクリニックは、進化論すら理解できていないようだ。 「宿主を全滅させないよう」な都合の良い変異が起きる可能性はゼロではないが、そのような変異だけが確実に起きることは全く保証されない。 変異はランダムに起きるから、生存に都合が良い変異だけが都合良く起きたりはせず、生存に都合が良い変異も生存に都合の悪い変異もどちらも起きる。 むしろ、生存に都合が良いためには複数の条件を満足しなければならない場合の方が多いので、生存に都合の悪い変異が起きる確率の方が圧倒的に高い。 そして、生存に都合の悪い変異が起きた場合には、自然選択により種が衰退するだけである。 「宿主を全滅させ」る変異が起きた場合は、ウィルスが宿主ごと全滅するだけに過ぎない。 「宿主を全滅させないよう」な都合の良い変異が起きるわけではない。 そもそも、ウィルスには意識も意志もない以上、「宿主を全滅させないよう」な恣意的な選択はできない。

進化論的に正しい説明は「進化の法則」で新型コロナウイルスが弱毒化する可能性 - ismediaでされている。 変異により感染力が低下するか、または、対策によって実効再生産数を減らせば、強毒性のウィルスは二次感染の機会を失って絶滅しやすくなる。 逆に、感染力が増加するか、または、対策を怠って実効再生産数を増やせば、強毒性のウィルスも二次感染する機会を得やすくなって絶滅しにくくなる。 ようするに、二次感染するのが早いか、全滅するのかが早いかである。 宿主が死ぬまでに平均して感染者一人当たり一人以上に二次感染させれば、強毒性のウィルスも生き残る。 だから、ウィルスの弱毒化を期待するなら、しっかりとした感染対策で実効再生産数を減らすことが重要だ。 何もせずにウィルスが勝手に弱毒化するなどの主張は、科学を無視した都合の良い幻想に過ぎない。

終息のシナリオは?弱毒化してる? 識者に聞くコロナの最新情報 - 西日本新聞にで説明されているように、実際に弱毒化していることを裏付けるデータもない。

かねしろクリニックはゾーニング対応なしでコロナ患者を診ているのか? 

一部の病院でしか対応していないために、その病院では非常に大変だと思いますが、他の病院にも分散して対応すれば解決する問題です。

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • 現状で受入可能な病院のほとんどが既に受入実施している
  • ゾーニングを止めれば対応可能な病床数は多少増えるかもしれないが、それ以上に院内感染が拡大する

空想で「他の病院にも分散して対応すれば解決」と言うのはやめてもらいたい。

新たに確保病床を増床した新型コロナ受入医療機関や新たに新型コロナ受入医療機関になった医療機関に対して協力金が支給されますが、ほとんどの医療機関が単なる協力金目当てなので中等症以下の対応しかせず、重症患者を対応する医療機関はそれほど増えていません。

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

「ほとんどの医療機関が単なる協力金目当て」とは何を根拠に言っているのか? 対応に必要なコストに比べれば協力金など焼け石に水なのだが。

いまだに発熱があれば断る医療機関が多く救急車がたらいまわしにされ、受け入れ先が見つからずに救急車内で1日半過ごしたという報道がされています。

どんな疾患でも治療の開始が早ければ回復の可能性が上がりますが、治療の開始が遅れて重症化すれば当然、回復の可能性が下がります。

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

だからこそ、感染抑制策が必要なのである。

診療拒否するような医療機関のために重症化度が上がり死亡率も上がってしまいます。

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • 現状で受入可能な病院のほとんどが既に受入実施している
  • ゾーニングを止めれば対応可能な病床数は多少増えるかもしれないが、それ以上に院内感染が拡大する

空想で「診療拒否するような医療機関のために重症化度が上がり死亡率も上がってしまいます」と言うのはやめてもらいたい。

当クリニックの近くの開業医もかかりつけ患者でも発熱があれば診療拒否し、当クリニックに行けば診てもらえると患者に説明している所もあり、いざという時に診るのがかかりつけ医なのに普段は適当に薬だけ処方しながら、いざという時に診療拒否するのがかかりつけ医と言えるでしょうか?

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

「新型コロナを2類感染症相当から5類に格下げすれば医療崩壊しない」の嘘に記載した通り、小規模な開業医であればゾーニング対応が困難だから新型コロナ患者を受入不可なのは当たり前である。 ゾーニング対応なしに新型コロナ患者の受入実施すれば、他の未感染患者に新型コロナを院内感染させてしまう。 「当クリニックに行けば診てもらえる」が虚偽でないなら、「診てもらえる」病院を紹介することは当該患者にとってベストの対応であり、それの何が問題なのか。

むしろ、マスク等を拒否している「当クリニックに行けば診てもらえる」方が疑問である。 「当クリニック」はゾーニング対応をしたうえで新型コロナ患者を診ているのか。 適切なゾーニング対応なしに新型コロナ患者を診ているなら、それは他の未感染患者に新型コロナを院内感染させかねない非常に危険な行為である。

今では無いと信じたいですが以前は私立医大では入試の点数を1点100万円で売って合格させることもあり、学長が卒業式に、これから医師になってどんどん稼いで下さいと訓示したりしていました。

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

これは何が言いたいか全く意味不明である。 一連の話とどう関係するのか。

専門医が凄いように思われていますが、専門医とは自分の専門分野以外の事は知らず関心も無く、私からすると単なる専門馬鹿です。

今回のコロナ騒動でも専門家どもの間違った対応が混乱を拡げていることでもお分かりだと思います。

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

調べもせずに空想で物を言うこの方は「ブーメラン乙w」「自己紹介乙w」と言って欲しいのかな?

そもそも今の混乱を拡げている専門家どもは感染者数(実際には単なる陽性者数)の推移だけに注目して感染対策にならないマスクの推奨、自粛などを提言していますが、専門的な事を1回でも言った事がありますか?

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

以下は既に説明した通りである。

  • マスクが感染を予防する科学的根拠がある
  • 日本では接触削減によって感染を抑制させている

根拠のない空想ばかり言っているこのクリニックこそ「専門的な事を1回でも言った事がありますか?」。

メディアに出る医師どもは現場がいかに大変かを訴えますが、実際には医師はそれほど大変ではありません。

気管内挿管やECMOなどのカニューラの挿入は医師が行いますが、その後は指示をするだけで、実践するのはナースを中心にコメディカルです。

あまり脚光を浴びませんが人工呼吸器、ECMO、透析回路などのメンテナンスは臨床工学技士の仕事で、24時間体制で病院に常駐していますが、重症管理で最も重要な役職は臨床工学技士とも言えます。

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

「当クリニック」はゾーニング対応をしたうえで新型コロナ患者を診ているのか。 適切なゾーニング対応なしに新型コロナ患者を診ているなら、それは他の未感染患者に新型コロナを院内感染させかねない非常に危険な行為である。 適切なゾーニング対応をしているなら、何故、医師の手間にゾーニング対応のことが書かれていないのか。 すべき対応をしていないなら、すべき対応をしている病院において「実際には医師はそれほど大変ではありません」とわかるのか。 根拠を示さずに空想で物を言うのはやめてもらいたい。

200人以上の患者を診たと豪語していた埼玉医科大学・岡教授がTwitterで私からの質問に返答できなくなりブロックして逃げましたが、

日本の医療はコロナ騒動前から崩壊していますが遂に敗北宣言をしました - かねしろクリニック

そう言う「当クリニック」は論点を逸らす長文で話をはぐらかして逃げたけどね。

  • 論点1:Ct値は測定値か設定値か?→提示された記事に根拠なし
  • 論点2:PCRは「水でも陽性」となるか?→事実誤認と確率の無視
  • 論点3:PCRは「類似したウイルスでも陽性」となるか?→提示された記事に根拠なし
  • 論点4:検出量と検体内総量と採取部位総量の関係→無視
  • 論点5:不活性と患者病日とCt値の関係→無視
  • 論点6:無症状への検査の妥当性→根拠なき空想論(接触削減により新型コロナを削減した事実は無視)

言い訳と激しい自己矛盾 

以前に大阪のPCRモニタリングに関して陽性判定されても受診する必要が無く、感染者数だけカウントされて水増しされている可能性を投稿しましたが、実際には府の検査数や陽性者には反映されず、本人が改めて保健所で検査し、陽性が確定となった時点で新規感染者数にカウントされるようです。

大阪のPCRモニタリングに関する訂正 - かねしろクリニック

努力しても間違えるのは仕方ない。 しかし、この方の場合はそうではない。 調べもせずに想像で物を言うから間違えるのだ。 クリニックを自称しておいて想像で情報を発信することは極めて無責任である。 後から訂正すれば誤りがなくなるわけではないし、未だに訂正されていないデマの方が圧倒的に多い。

陽性と判定されれば当然、自分から保健所に行くと思われますので野放しになっているわけでは無さそうで、結局は感染者数としてカウントされますが、しなくても良い検査を無症状者に行って無理矢理に陽性者を見つけている事には変わりなく、水増し行為と思われても仕方がないと思います。

風評を恐れて陽性判定されても保健所に行かない人は野放しになり、感染を拡げる原因になる可能性は残ります。

大阪のPCRモニタリングに関する訂正 - かねしろクリニック

この短い文章が致命的に自己矛盾している。

  • 「しなくても良い検査を無症状者に行って無理矢理に陽性者を見つけている」「水増し行為と思われても仕方がない」
  • 「陽性判定されても保健所に行かない人は野放しになり、感染を拡げる原因になる可能性」

「しなくても良い検査」による「水増し行為」なら、「陽性判定されても保健所に行かない人は野放し」となっても、それが「感染を拡げる原因」になるわけがない。 逆に、それが「感染を拡げる原因」になるなら、「しなくても良い検査」であるわけがないし、「水増し行為」でもあるわけがない。

そもそも、モニタリング検査で陽性判定された人は、モニタリング検査がなければ自分が陽性である事実を知り得ない人である。 自分が陽性だと知って自粛しない人なら、その人が陽性の自覚がない場合にも自粛するわけがない。 陽性の自覚がない場合に自粛する人なら、その人が自分が陽性だと知った途端に自粛をやめるわけがない。 だから、「陽性判定されても保健所に行かない人は野放し」となっても、それが「感染を拡げる原因」になる余地がない。 偽陰性による「感染を拡げる原因になる可能性」を主張するならわからなくもない。 しかし、「陽性判定」が「感染を拡げる原因になる可能性」などあるわけがない。 ここでの適切なツッコミは「どっちなんだよw」である。

尚、以下については既に説明した通りであり、1日千人に対して累計11人でどうやって「水増し行為」をするかは大いなる謎である。

  • 大阪の1日の新規感染者は千人以上
  • モニタリング検査における4月18日までの大阪の累計陽性疑い者数は11件

さらに、メタ解析論文で有症状者に対する無症状者からの二次感染のrelative riskは0.35(95%信頼区間 0.10–1.27)とされていることも既に説明した通りである。

当クリニックは自費で新型コロナウイルス抗原検査を行っていますが陽性者が出ると保健所に連絡して、保健所から連絡があるまで自宅隔離するようお願いしていますが、同様にモニタリングとは言え、陽性判定されると自動的に保健所にも連絡が行き、保健所から指示を待つようにすれば、陽性で野放しになる人が無くせますので、いずれにせよ混乱を招くモニタリングだと思います。

大阪のPCRモニタリングに関する訂正 - かねしろクリニック

既に説明した通り、「しなくても良い検査」による「水増し行為」なら、「陽性で野放しになる人」が居ても何ら問題は生じない。 それならば、「陽性判定されると自動的に保健所にも連絡が行き、保健所から指示を待つように」する必要はない。 そうしなければならないなら、「しなくても良い検査」であるわけがないし、「水増し行為」でもあるわけがない。 ここでの適切なツッコミは「どっちなんだよw」である。

子供にもわかる自己矛盾 

日本ではCt値を上げ過ぎて偽陽性が多いという事は先日、お知らせしましたがPCR陽性者のCt値分布とウイルス培養結果とを比較した分かりやすい図を入手しました

ウイルス活性・感染力のある人を見つけるためのCt値は30程度で問題ありません

Ct値30程度でも多くのウイルス不活性・感染力の無い人が含まれますが、Ct値をそれ以上に上げてもウイルス活性・感染力のある人は同定できず、少しでもSARS-CoV-2に類似した遺伝子情報を持ったウイルス不活性・感染力の無い人だけが同定されるだけで、無意味な陽性者が増えて多くの人の不安を煽るだけの結果になります


日本のCt値は40~45ですが40以上ではウイルス不活性・感染力の無い人は全く存在しませんので無駄に増幅を行っていることになります

増幅回数を増やすほど当然、時間も掛かりますが、少しでも多くの陽性者を見つけるためにCt値を上げているのに無駄に検査時間が掛かって検査数を抑えてしまうという本末転倒なことを行っていることになります

SARS-CoV-2のPCR陽性者のCt値分布とウイルス培養結果の比較をお知らせします - かねしろクリニック

百歩譲って「Ct値」が感度を表す設定値で、それを上げると感度が増すと仮定しよう。 それならば、「Ct値をそれ以上に上げ」ることは感度を「それ以上」に高くすることを意味するはずである。 であれば、「Ct値30程度」で「見つける」ことができた「ウイルス活性・感染力のある人」が「Ct値をそれ以上に上げ」て「同定」できなくなって「ウイルス不活性・感染力の無い人だけが同定される」ことは絶対にあり得ない。 低い感度で検出できるのに、感度を上げたら検出できなくなる、なんて話が明らかにおかしいことは一目瞭然だろう。 であれば、「分かりやすい図」に示された「Ct値」が感度を表す設定値ではないことは子供にでもわかる理屈である。 医師を自称してその程度のことがわからないのは恥だとはおもわないのだろうか。 というか、「Ct値」が感度を表す設定値であれば、「PCR検査のCt値分布」のような表現でなければおかしい。 自ら「PCR陽性者のCt値分布」と書いておいて、何故、それが測定値だとわからないのだろうか。


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    科学

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