悉く外れる石田昭氏の予知と後付けの口実での的中宣言

はじめに 

このページは地震予知のトリックの一部である。

地震爆発論(笑)を提唱する石田昭氏は次のようなトリックを駆使している。

  • 石田昭氏は、予知が的中したかどうかに関わらず、コジツケで的中宣言を出す
    • 圧入地点から30km以上離れた場所で、圧入開始から2年5ヶ月経過してから発生した地震を的中例として扱った
    • 増圧が地震の原因だと主張して的中宣言を出した後に減圧後の地震だと判明すると、減圧が原因でも地震が起きると主張して予知が外れていないことにした
    • 「5日後の2月15日ごろまでは特別に注意をしておいたほうがいい」と予知して、2月19日まで地震が起きなかったのに的中宣言した
      • 「石田昭氏が警告する『苫小牧CCSが地震を誘発する』はその理論から言っても正しいことが証明された」らしい(笑)
    • 「4月1日~10日前後は要警戒日」の期間がかなり残っている4月3日の速報値M3.8にすぎない小規模地震で早々と的中宣言
  • 予知を悉く外しているので、これ以上外さないよう、後から出した予知ほど予知内容がより曖昧になる
    • 「5日後」で予知を外したので、「4月1日~10日前後は要警戒日」と期間を倍に広げた
    • 「しばらくの間は、過去の経緯から見て」「警戒した方がいい」と期間設定を放棄
    • 「実験終了後2年半後に発震したケースもあります」
    • 「小さな地震も頻繁に起きるのかもしれませんし、最終的な発振日もずれるかもしれません」

地震予知のトリックで説明した通り、地理的範囲、時期、規模を広く取れば、地震の予知はほぼ100%当たる。 だから、圧入地から数10km圏内で数年以内に地震が起きたという事実は、周辺地域での過去の地震発生頻度から見て、偶然で十分に説明がつくものである。 しかし、「しばらくの間」と期間を曖昧にすることで100%当たるように細工されたインチキ予知は、石田理論と全く適合しない。 なぜなら、「減圧効果」が最も高い圧入停止直後に発生せずに圧入停止から長期間経ってから発生したのでは、石田昭氏による情報歪曲等で紹介した「圧入を中断して減圧効果が出た頃に発生」という石田理論と適合しないからである。 石田昭氏の化学や物理の法則に対する無理解石田昭氏による情報歪曲等で紹介した「『地下水脈』の中でトコロテン式に地下水が『押し出される』」という石田理論では、水中での縦波の伝搬に要する時間以上の遅延は説明できない。 つまり、このようなインチキ予知は、石田理論の間違いを認めていることと同じである。

石田昭氏が外した予知と言い訳の具体例 

地震爆発論(笑)を提唱する石田昭氏は、2018年の北海道胆振東部地震が発生すると予想的中宣言を行なった。 しかし、CCS地震原因説で説明している通り、圧入地点から30km以上離れた場所で圧入開始から2年5ヶ月経過してから発生した地震である。 地震予知のトリックで説明した通り、地理的範囲、時期、規模を広く取れば、地震の予知はほぼ100%当たる。 だから、圧入地から数10km圏内で数年以内に地震が起きたという事実は、周辺地域での過去の地震発生頻度から見て、偶然で十分に説明がつくものである。

石田昭氏による情報歪曲等で詳しく解説しているように、石田昭氏は、後から地震発生のメカニズムを差し替えて予知が的中したことにしている。 石田昭氏は、地震発生当初から、増圧が地震の原因だと主張していた。 しかし、2018年9月12日になって、日本CCS調査株式会社が地震の5日前に圧入停止していたことを公表すると、石田昭氏は、手のひらを返したように、減圧でも地震が起きると地震爆発論(笑)の原理を大きく変えてしまった。 石田昭氏は、それまで、一度も、減圧で地震が起きるとは主張していないし、急減圧を避けるべきだとの警告も発したことはない。 石田昭氏は、増圧のみが危険だと指摘しておいて、減圧後に地震が発生したことが判明した途端に減圧も危険だと言い出したのである。 ようするに、石田昭氏は増圧すると地震が起きると主張しておいて、実際には減圧後に地震が起きたのだから、石田昭氏は完全に予想を外している。 そこで、石田昭氏は、後付けの理論で予想が外れていないことにした。 しかも、さらに、減圧からわずか5日で大地震が起きたことを強調し、さも、予想がドンピシャで当たったかのように偽装したのである。 この掌返しに無理があることは誰の目にも明らかだろう。 まず、増圧と減圧は全く逆であるので、傍目に見ても無理がありすぎるだろう。 また、減圧からわずか5日で大地震が起きた事例は、苫小牧のCCS実験のみであり、過去の事例との辻褄も破綻している。 ようするに、石田昭氏はうまく偽装したつもりなのだろうが、その偽装は世界的人工地震研究例との辻褄を破綻させている。 さらに、石田昭氏は、過去に発生した地震についてもコジツケで予知が的中していることにしている。 これらの詳細は石田昭氏による情報歪曲等で詳しく解説している。

苫小牧CCSでの萌別層へのCO2圧入量が昨日はゼロになっています。 12月27日に再開されてから毎日200トン以上の注入がありましたが、2月9日には激減し、10日はゼロになりました。(公開情報より)

9月に発生した胆振東部地震では[2892]で報告したように、萌別層(浅い場所1.2km)と、滝ノ上層(深い場所2.8km)の2層への圧入停止後5日目に発振しています。

今回の停止は萌別層(浅い場所)への圧入停止(一時停止?)だけで、滝ノ上層(深い場所)への圧入は実施されていませんから、影響は少ないのかもしれませんが、5日後の2月15日ごろまでは特別に注意をしておいたほうがいいかと思います。

新・地震学セミナー(3011-3030) - 石田地震科学研究所

石田昭氏は見事にこの予知を外している。 震度データベース検索 - 気象庁によれば、「2月9日」以降の北海道胆振地方の最も早い地震は2019年2月19日18時26分のM2.9の余震である。 この後、2019年2月21日7時49分にM3.1の余震が発生し、同日21時22分にM5.8の余震が発生した。 最も早い地震を採用しても、「5日後」ではなく9日後である。 石田昭氏は、本震の予知を外したことが判明すると、「急激な圧力変化を起こしたことが地震発生につながった懸念」と後付けの理論で予想が外れていないことにした。 「急激な圧力変化」が原因であるなら圧力の微分値に応じて地震が発生するはずであるが、「5日後」と9日後では圧力の微分値が全く違う。 よって、「5日」と9日の差は誤差の範囲を遥かに超えている。

最大震度別地震回数表(毎週金曜日更新) - 気象庁によれば、2019年1月の余震回数は4回である。 これは、7〜8日間に1回程度余震が起きていることを示している。 だから、この時期に1週間から10日くらいの期間を設けて「地震が起きる」と予知すれば、当然、高い確率でその期間に地震が発生する。 であれば、9日後に地震が起きたことは予知が的中したうちに入らないことは明らかであろう。

以上まとめると、どのように言い訳しても、石田昭氏が予知を外したことは明らかだろう。

本日午後9時22分、北海道厚真でМ5.8、震度6弱の地震が発生した。 この地震は苫小牧CCSのCO2圧入により誘発されたことは確かだろう。

地震爆発論の石田昭氏がそのホームページ「新・地震セミナー」における2月11日の記事において、「5日後の2月15日ごろまでは特別に注意をしておいたほうがいいかと思います。」と警告していたが、その一週間後の21日に地震が発生したのであるから、石田昭氏が警告する「苫小牧CCSが地震を誘発する」はその理論から言っても正しいことが証明されたのである。

新・地震学セミナー(3011-3030) - 石田地震科学研究所

なんと、驚いたことに、明らかに石田昭氏の予知が外れているにも関わらず、「石田昭氏が警告する『苫小牧CCSが地震を誘発する』はその理論から言っても正しいことが証明された」と予知が的中したことにしてしまっている。 さらに、石田昭氏は、あらかじめ外した時の言い訳を入れた予知を行なうようになった。

年度末で圧入が終了されるということなら、前回と前々回の圧入ストップと同じ「減圧による地震誘発」が起きる可能性があり、警戒する必要があります。

前々回(胆振東部地震)は5日後、前回(2月21日)は13日後に発震しましたから、4月1日~10日前後は要警戒日です。

([3031]第3苫小牧地震のほうが発生確率は高いはずである参照)

発震までの期間は熱の戻り加減によって決まりますから、長岡のCCS実証実験のように、実験終了後2年半後に発震したケースもあります。

新・地震学セミナー(3051-3070) - 石田地震科学研究所

数年後に地震が発生したケースも予知的中事例に含めて良いなら、何年経って地震が起きても予知が当たったことにできる。 ていうか、何年も経ってから起きた地震に対して原因をこじつけられるなら、減圧を原因にする必要はなかったはずである。

本日午前9時44分北海道胆振東部でM3.8(深さ40km)の地震がありました。 2月21日のM5.8(深さ33km)地震と比較すると、震源はほぼ同じであることが分かります。

新・地震学セミナー(3051-3070) - 石田地震科学研究所

震度データベース検索 - 気象庁によれば、2019年2月21日21時22分の震央は北緯 42°45′54″東経 142°00′12″、2019年4月03日9時44分の震央は北緯 42°45′06″東経 141°58′54″である。 距離と方位角の計算 - 国土地理院で2地点間の距離を測ると、2,310.765(m)となる。 地震爆発論(笑)の原理に照らせば、水平距離で2.3km、かつ、深さで7kmも違うのでは、「震源はほぼ同じ」とは到底言えない。 石田昭氏は、速報値の不正確なデータと縮小した地図を用いて「震源はほぼ同じ」ということにしてしまっているだけである。 さらに、CCS地震原因説で紹介した通り、本震と「2月21日のM5.8(深さ33km)地震」の震央は10kmも離れている。 石田昭氏は、そうした都合の悪いデータは無視し、結論に結びつけるのに都合の良いデータのみを利用する。

経済産業省では「減圧」によって地震が起きることはないという認識のようですが、3月27日の圧入停止(前後2日の減圧)でも地震は起きる事が証明されたようです。

新・地震学セミナー(3051-3070) - 石田地震科学研究所

石田昭氏は、どうやって、余震と「3月27日の圧入停止(前後2日の減圧)で」生じた新たな地震を区別したのか。 石田昭氏の化学や物理の法則に対する無理解で紹介した通り、地震爆発論(笑)では、「解離している層が安定するまで、地震は繰り返し起こります」ことが余震の原因だとしている。 だから、「3月27日の圧入停止(前後2日の減圧)で」生じた新たな地震だと言うためには、規模等が余震では説明のつかないことが必須である。 「2月21日のM5.8(深さ33km)地震」ですら、本震と比べて規模が小さすぎるので、「圧入停止」と無関係に生じた他の余震と区別することはできないはずである。 だからこそ、石田昭氏は、2月の予知では、2月19日18時26分のM2.9の余震や2月21日7時49分にM3.1の余震ではなく、同日21時22分にM5.8の余震で的中宣言を出したのではないのか。 また、「2月21日のM5.8(深さ33km)地震」を圧入停止で生じた新たな地震と考えた場合、その後の余震の頻度も少なすぎる。 ましてや、速報値M3.8(確定値M4.0)では全く通常の余震と区別がつく余地がない。 百万歩ほど譲って、「2月21日のM5.8(深さ33km)地震」が圧入停止で生じた新たな地震であると認めても、それから1ヶ月半後に起きた速報値M3.8(確定値M4.0)の地震は「2月21日のM5.8(深さ33km)地震」もしくは本震の余震であると考えるのが妥当である。 それなのに、石田昭氏は、どうやって、「本日午前9時44分北海道胆振東部でM3.8(深さ40km)の地震」が「3月27日の圧入停止(前後2日の減圧)で」生じた新たな地震だと判断できたのか。

今日の地震はCO2の一時圧入停止(3月27日の1日だけ)から7日目の地震です。 [3060]でコメントした 4月1日~10日前後要警戒日の通りとなりました。

新・地震学セミナー(3051-3070) - 石田地震科学研究所

「4月1日~10日前後要警戒日」と設定したのに、速報値M3.8(確定値M4.0)に過ぎない余震で最終日を待たずに早々と的中宣言したのはなぜか。 もしも、本気で「3月27日の圧入停止(前後2日の減圧)でも地震は起きる」と信じるなら、少なくとも、「2月21日のM5.8(深さ33km)地震」に匹敵する地震が起きることを確信しているはずであり、速報値M3.8(確定値M4.0)の余震で的中宣言するのは極めて不自然である。 それは、余震の頻度からみて、残りの期間に新たなる余震が起きる確率が低いと予想したからではないのか。 1週間以上も経ってから「3月27日の圧入停止(前後2日の減圧)で」生じた新たな地震だと認定しては、後付けで的中させたことにしたかのような印象が拭えないから、早々と的中宣言したのではないのか。 しかし、1ヶ月半後に起きた速報値M3.8(確定値M4.0)で的中宣言しては、それ以上に、無理やり的中させたことが明らかである。 それでも、早々に的中宣言をしなければならなかったのは、残りの期間に新たなる余震が起きないと予想したからではないのか。 規模が小さすぎることが避けようがないほぼ確定した事実であるなら、石田昭氏がどう行動しようが、規模の小ささによる無理矢理感は避けようがない。 だから、回避可能な後付け感を避けるために、早々と的中宣言したのではないのか。 ようするに、石田昭氏は、「3月27日の圧入停止(前後2日の減圧)でも地震は起きる事」はまずないという確信があったのである。 そして、それまでの余震の頻度から、「3月27日の圧入停止(前後2日の減圧)」とは関係のない余震が1度くらいは起きるであろう期間として、10日間くらいの「前後要警戒日」を設定したのだろう。 しかし、その間に速報値M3.8(確定値M4.0)の余震が起きたので、さらなる余震が「前後要警戒日」近辺に起きる可能性が極めて低くなったため、その時点で的中宣言を出さざるを得なかったのである。

そもそも、圧入停止が「3月27日の1日だけ」であるなら、4月3日に起きた地震が「圧入停止(前後2日の減圧)でも地震は起きる事が証明された」などと言えるわけがない。

[3076]では600トン/日ペースで圧入されると考えて7月中ごろに大きな地震が発生するると推定しましたが、圧入量が600トンペースでなく、不ぞろいであれば、小さな地震も頻繁に起きるのかもしれませんし、最終的な発振日もずれるかもしれません。

新・地震学セミナー(3071-3090) - 石田地震科学研究所

石田昭氏は、また、「小さな地震も頻繁に起きるのかもしれませんし、最終的な発振日もずれるかもしれません」と外した時の言い訳をし始めた(笑)。

苫小牧のCCSは19日圧入を一時的に停止したと発表されています。


圧入の停止期間によって違いますが、しばらくの間は、過去の経緯から見て2月21日程度の地震([3031]参照:11日間の停止)、或は少なくとも4月3日程度の地震(1日の停止)が発生するものと、警戒した方がいいと思います。

新・地震学セミナー(3071-3090) - 石田地震科学研究所

ついに、石田昭氏は、予知の期間設定を放棄した(笑)。 石田昭氏は、[3014](2019年2月11日)で「2月15日ごろまでは特別に注意をしておいたほうがいい」と予知したが、2019年2月19日まで地震は起きなかった。 さらに、石田昭氏は、[3060](2019年3月28日)で「4月1日~10日前後は要警戒日」としていたが、この期間には自然地震で十分に説明のつくM4.0(速報値M3.8)の地震が1度起きただけである。 石田昭氏は、過去の予知を何度も外しまくって自信をなくしたのか、今度こそ外さないように、「しばらくの間は」「警戒した方がいい」と期間の設定を止めてしまった。 しかも、石田昭氏は胆振中東部地方以外の地震も的中宣言の対象としているから、M4級以上の地震がほぼ100%発生するするような範囲と期間を後付けで設定することが可能である。 「しばらくの間」を年単位で設定すれば、M5級以上の地震もほぼ100%発生するだろう。 こんな誰でも予想できる代物は予知とは到底呼べない。

4月19日に停止した圧入は27日も停止しており、連続して8日間続いています。 2月21日に発生したM5.8地震(第2苫小牧地震)は圧入停止後13日目に発震しましたので、13日目にあたる5月2日は警戒した方がいいと思います。

新・地震学セミナー(3071-3090) - 石田地震科学研究所

「連続して8日間」経過してから、突然、このようなことを言い出したのは意味不明である。 あまりに曖昧なことを言い過ぎては後からごまかしが効かなくなると思ったのであろうか。

苫小牧のCO2圧入は5月2日も停止です。 継続して13日間の停止ですが、[3085]で述べた2月21日(M5.8)のような地震は起きませんでした。 しかし、危険が無くなったわけではありません。 [3076]に示した図からも分かるように、大きな被害を出した胆振東部地震(M6.7)は5月の圧入停止から、約3ヵ月後に発振しています。

新・地震学セミナー(3071-3090) - 石田地震科学研究所

どこから突っ込めば良いのか分からない。 お知らせ - 日本CCS調査株式会社によれば、「胆振東部地震(M6.7)」(2018年9月6日)の直近に「圧入停止」したのは、その5日前の2018年9月1日である。 確かに、2018年5月25日にも圧入停止し、2018年7月25日に再開したのは事実である。

石田昭氏自身が認めるように「継続して13日間の停止ですが、[3085]で述べた2月21日(M5.8)のような地震は起きませんでした」と、「13日目にあたる5月2日は警戒した方がいい」という予知は見事に外れた。 だから、言い訳として、「大きな被害を出した胆振東部地震(M6.7)は5月の圧入停止から、約3ヵ月後に発振しています」と主張する必要があったのだろう。

しかし、石田昭氏は「急激な圧力変化を起こしたことが地震発生につながった懸念」と主張していた。 その主張を撤回しないなら、「胆振東部地震(M6.7)」の原因と考えられる「急激な圧力変化」とは、「約3ヵ月」前の「5月の圧入停止」ではなく、5日前の2018年9月1日の圧入停止のことであるはずである。 それならば、「約3ヵ月」前の「5月の圧入停止」は「胆振東部地震(M6.7)」の原因と考えられる「急激な圧力変化」ではないのだから、「大きな被害を出した胆振東部地震(M6.7)は5月の圧入停止から、約3ヵ月後に発振しています」と主張は成立しない。 その場しのぎの言い訳では、あきらかに、主張の一貫性が崩れている。

これまでにも地震の予兆と発振日までの時間差(Time Lag)の関係は地震の規模と関係があることを紹介してきました。(ANS体制における地震予知の仕組み、[212]-[219]など参照)

現在ANSの予知体制は機能していませんが、原理としては地震の規模(M値)は異常観測の報告帯の広がりと相関があり、同時に規模に応じて地震発生警戒日や発振予測日は長くなるものと推定しています。

その理由は「大地震になるほど、大量の解離水が分離貯留される」こと、「吸熱反応である解離の終息後、温度が回復して、解離水に着火するなるまでに時間を要するから」です。小規模な地震波ら、解離ガスも少量ですから、温度回復にも時間はかからないはずです。

以上の理由を考慮すると、現在苫小牧のCCSで蓄積された解離ガスはかなり大量なもので、温度低下も広範囲に及んでいることが推定されます。よって次に起きるとすれば、M5.8規模よりも大きな地震が2~3ヶ月後に起きることを覚悟する必要がありそうです。

新・地震学セミナー(3071-3090) - 石田地震科学研究所

どこから突っ込めば良いのか分からない。 石田昭氏は、化学や物理学の基本的な要請に従うとどのような現象が起きるかを無視し、自らの理論を正当化するうえで必要な要請でのみ現象を考察する。 確かに、「その理由は『大地震になるほど、大量の解離水が分離貯留される』こと、『吸熱反応である解離の終息後、温度が回復して、解離水に着火するなるまでに時間を要するから』」が成立しなければ石田理論が根本から崩壊するから、その要請は石田理論に必須のものである。 しかし、その要請が石田理論を成立させる上で必要であることは、その要請が科学的に正しい証拠とはならない。 むしろ、科学理論として認めるための最低限度のハードルとして、持論に必要な要請と化学や物理学の基本的な要請との間に矛盾がないかを検証する必要がある。 化学や物理学の基本的な要請に従えば、「大量の解離水が分離貯留される」大地震であれば、当然、マグマの持つエネルギーも大きくなるから、「解離水に着火するなるまでに時間」は逆に短くならなければおかしい。 つまり、この石田理論に必須の要請は、化学や物理学の基本的な要請と致命的に矛盾する。 この矛盾を解消するには、石田昭氏の化学や物理の法則に対する無理解に書いた通り、どの地震においても化学や物理学の基本的な要請に反する偶然が都合良く起きるという神や悪魔のような超越者のイタズラが必要になる。 百万歩ほど譲って、そのような神や悪魔のような超越者のイタズラを認めたとしても、「急激な圧力変化を起こしたことが地震発生につながった懸念」であるなら、圧力変化が大きい時ほど地震が起きやすいはずであり、圧力が安定してから地震が起きることを全く説明できない。

昨日(4日)も圧入がゼロでした。 21時35分には深度140kmでM4.2の地震が起きています。 (USGSでは深度132.7km、M4.4)

この地震の原因をCCSに帰することには無理があると思いますが、断層地震説、歪解放説で説明するのも無理があります。

苫小牧での地震がこれで終わるとは思われませんので、細心の注意をお願いしたいと思います。

新・地震学セミナー(3071-3090) - 石田地震科学研究所


苫小牧のCCS実証実験で4月19日に停止していた圧入が5月8日に再開されています。

地震爆発論によれば数日中に何らかの事象が発生するのではないかと推定しています。 大きな地震を心配しています。

新・地震学セミナー(3091-3110) - 石田地震科学研究所

「13日目にあたる5月2日は警戒した方がいい」という石田昭氏の予知は見事に外れたことは既に説明した通りである。 そして、石田昭氏は「危険が無くなったわけではありません」と主張していたが、それ以降も「原因をCCSに帰することには無理がある」地震以外は起きていない。 石田昭氏は「これで終わるとは思われませんので、細心の注意をお願いしたいと思います」とし、「数日中に何らかの事象が発生するのではないかと推定」し、「大きな地震を心配」したようだが、その数日中には「大きな地震」どころか小さな地震も起きなかった(辞書を引くと数日は最大でも6日)。 つまり、圧入停止で減圧したから危険だという予知を石田昭氏は公表したが、減圧による地震は起きなかった。 そして、その後、圧入再開して、また、危険だという予知を石田昭氏は公表したが、やはり、地震は起きなかった。

苫小牧でのCCS実証実験は5月8日に再開し、翌日から600トン/日ペースでCO2を圧入しています。5月31日時点で、累計が26万トンを越えました。

18年度末完了という当初計画を延長して累計30万トンを目指していますから、残り4万トンです。このままのペースなら圧入の完了は8月初旬になりそうです。

ところで、昨日31日にはM4.0の地震が厚真町で発生しました。

関係者は昨年9月の胆振東部地震の余震であると説明するのでしょうが、余震がなぜ起きるのかさえ、「断層地震説」では説明できません。

新・地震学セミナー(3091-3110) - 石田地震科学研究所

ついに、石田昭氏は自身の予知との関連には触れなくなった(笑)。 次のように、コジツケ不可能なくらいに盛大に外しているのだから、触れたくないのは当然だろう。

  • 「13日目にあたる5月2日は警戒した方がいい」→42日目
  • 「5月8日に再開されています」「数日中に何らかの事象が発生するのではないか」→23日後
  • 「大きな地震を心配しています」→M4.0

尚、「余震がなぜ起きるのかさえ、『断層地震説』では説明できません」が石田昭氏の無知・無理解による妄想であることは石田昭氏の主流学説に対する無理解に記載した。 また、地震爆発論(笑)では実際の余震と辻褄が合わないことを地震爆発論(笑)の反証に示した。

苫小牧CCSの昨日の圧入量は79.2トンとなっていますが、お知らせでは圧入を7月まで停止したと発表されています。


圧入量の履歴を示すグラフでは、圧入停止と大地震発生の間に、明確な関連はなさそうにも見えますが、圧入が停止すれば、震源付近では「解離によって低下していた温度が元に戻る現象」が起きるために、解離ガスに着火する可能性が高まります。

現地ではしばらくの間、警戒した方がよさそうです。

新・地震学セミナー(3111-3130) - 石田地震科学研究所

石田昭氏は、これまで一度も予知を的中させたことはないが、何度も、後付けのコジツケ理論で的中したことにしてきた。 しかし、前回は、そうした後付けのコジツケでも言い訳できないほど盛大に外してしまい、予知の結果に触れずにごまかした。 それなのに、性懲りもなく、また予知を披露している。 とはいえ、自信がないのか、「しばらくの間」と期間を曖昧にしている。

現在の余震のペースから推測すると、圧入再開の7月下旬までには一度くらいはM4程度の余震が発生しそうである。 では、これまでの石田昭氏の行動パターンから、今後の石田昭氏の言動を予想してみよう。

  • 1ヶ月後くらいに起きた地震を「しばらくの間」だと認定して的中宣言
  • M3以下の地震を圧入停止によるものと認定して的中宣言
  • 予知の結果は完全無視

さて、今回はどれであろうか。

尚、「圧入量の履歴を示すグラフでは、圧入停止と大地震発生の間に、明確な関連はなさそうにも見えますが、圧入が停止すれば、震源付近では『解離によって低下していた温度が元に戻る現象』が起きるために、解離ガスに着火する可能性が高まります」は何が言いたいか意味不明である。 現実の実測値では「明確な関連はなさそう」だが、石田昭氏の妄想の世界では「可能性が高まります」ということなのだろうか(笑)。

地震学はまったく役立たずの学問になっているのではないでしょうか。 批判精神を失って垂れ流すだけのマスコミも機能していません。

新・地震学セミナー(3111-3130) - 石田地震科学研究所

そういうことは「地震学」を超える精度で地震を予知してから言うべきだろう。 「批判精神」が自分自身に向けられないのは疑似科学の典型的な特徴である。

「圧入を停止」してから2週間経過したが、苫小牧の圧入点から100km圏内では地震は1件も起きておらず、M4以上の北海道地震は十勝沖(M4.7)、北海道東方沖(M4.6)、十勝地方南部(M4.0)、釧路沖(M4.0)のみである。 「現地ではしばらくの間、警戒した方がよさそう」とは、一体、いつまでのことなのか。

苫小牧にある日本CCS調査株式会社のCCS実験が再開されました。 以下のようなお知らせがあり、昨日から二酸化炭素の注入を再開していますので十分な注意が必要です。

特に胆振地方の住民は、各自「地震の予兆現象」に注意を払ってください。

新・地震学セミナー(3111-3130) - 石田地震科学研究所

まず、石田昭氏の言動の答え合わせをする。

  • 1ヶ月後くらいに起きた地震を「しばらくの間」だと認定して的中宣言
  • M3以下の地震を圧入停止によるものと認定して的中宣言
  • 予知の結果は完全無視

今回は「予知の結果は完全無視」である。 2019年6月4日〜2019年7月25日の圧入停止期間中の地震は次の通りである。

2019年6月4日〜2019年7月25日震央分布図

震度データベース検索 - 気象庁 CraftMAP

この期間の地震は、苫小牧の圧入点からかろうじて100km圏内にある震源が3つ、70kmくらいの震源(M2.6)が1つである。 石田昭氏の主張するような「圧入が停止すれば」「解離ガスに着火する可能性が高まります」ことは全くなく、圧入停止が原因と考えられる地震が皆無なのである。 「現地ではしばらくの間、警戒した方がよさそう」も何も、警戒すべきことは何も起きていない。 これではコジツケで的中したことにすることさえ困難だから、石田昭氏は予知の結果を闇に葬り去るしかなかったのであろう。

苫小牧でのCCS実験では、圧入を再開して6日目に当たる昨日(30日)、M4.3の地震が深さ30kmの胆振東部地域で発生しました。 震源は胆振東部地震とほぼ同じです。


本格的には600ton/日にして、累計30万トンを目指すのでしょうから、今後にもっと大きな地震の発生が危惧されます。

長岡の実験では圧入を終了して一年半後に、中越沖地震が発生しています。 圧入量は全体で一万トンという小規模でしたが、解離する量が地震の規模を決める筈です。

苫小牧でははるかに大量のCO2を地下貯留する計画ですから、昨年9月、今年2月に匹敵するような大きな地震が再々度起きる可能性も否定できません。

地震に付随する現象に注意を払って、防災を意識して欲しいと思います。

新・地震学セミナー(3131-3150) - 石田地震科学研究所

以下の情報を踏まえると、この地震が「圧入を再開して6日目」とは全く無関係に発生していることは明らかであろう。

  • 石田昭氏のこれまでの予知が全く当たっていない(そのうち、いくつかはコジツケも不可能なくらいに決定的に外している)
  • 地震の発生状況
    • 石田理論で説明するには震源が圧入点から遠すぎる
    • 胆振東部地震の最近の余震の頻度(M4クラスの余震がこの時期に発生して何もおかしくはない)
      • というか、日本では、M4クラスの地震などそこら中で頻繁に起きている
    • これまでの地震の発生時期と圧入状況に相関性は全く見られない(地震爆発論(笑)の反証CCS地震原因説参照)
2019年7月30日震央分布図

震度データベース検索 - 気象庁 CraftMAP

一方、この世でもプレート論が真理だと思っているような人は「もうなす術がない」ほど、方針変更ができないでいます。

早くパラダイムシフトが起こらないかと思っているのですが、何度も痛い目にあって、「何かおかしい」と気付かないと科学変革もなす術がないのでしょう。

新・地震学セミナー(3131-3150) - 石田地震科学研究所

予知を悉く外し、そのうち、いくつかはコジツケも不可能という「何度も痛い目にあって」いるのに、「『何かおかしい』と気付かない」石田昭氏こそ、疑似科学から「方針変更ができないでい」る典型例であろう。

そして、石田昭氏は、性懲りも無く、次の2つの行動パターンを繰り返し続けている。

  • コジツケが可能なときはコジツケで予知が的中したことにする
  • 増圧が危険だと主張して地震が起きなかったら、減圧で地震が起きると主張する
  • 減圧が危険だと主張して地震が起きなかったら、増圧で地震が起きると主張する

大地震の余震が頻繁に発生している時期であれば、デタラメな予知でも一定程度の確率で的中させることが可能である。 しかし、石田昭氏は悉く予知を外し、その都度、コジツケで的中したことにしてきた。 そして、大地震の余震が収まって頻度が減ってくると、デタラメな予知では的中させることができなくなる。 結果、石田昭氏は、外した予知をコジツケで的中したように偽装することもできなくなった。 石田昭氏は、石田理論で地震が予知できると豪語してきたが、その予知は全く的中していなかった。 このことは、今回の胆振東部地方の一連の地震が、石田理論とは全く無関係であることを示している。 この一連の地震は、他の大地震の余震と同様に、時間とともに減衰する余震である。 主流学説ではこの減衰を差し障りなく説明できるが、地震爆発論では全く説明できない(地震爆発論(笑)の反証参照)。

北海道胆振中等部地震予知のまとめ 

石田昭氏は、実証実験の終了前に次のような地震予知も行なっている。

その間、10月30日に苫小牧のCCSが圧入を再開しています。

日600トンという大量の圧入ペースです。


付近の住民は十分に注意しておいた方が良いでしょう。

新・地震学セミナー(3171-3190) - 石田地震科学研究所

震源データベース - 気象庁で2019年10月30日〜2019年12月06日に北海道で震度1以上を観測した地震を検索すると、苫小牧の注水地点から100km圏内の地震は皆無であり、それ以遠の地震も500km以上離れている500km以上離れているサハリン近海のM6.3や千島列島のM5.8を除けば、最大でM4.7に過ぎない。 「大量の圧入ペース」で「苫小牧のCCSが圧入を再開」して1ヶ月以上、実証実験が終了して10日以上が経過しているが、「付近の住民は十分に注意しておいた方が良い」地震は一度たりとも発生していない。 結局、石田昭氏は「苫小牧で行なっているCCS事業」に関する地震予知を一度たりとも的中させることはできなかった。

日本CCS調査(株)が苫小牧で行なっているCCS事業が30万トンを圧入して終了しました。 これを読売新聞は日本で初めての成功と報じていますが、とんでもない誤りです。 CCS事業が実用化されて、恐ろしいことが始まるという意味でしかありません。


シェールガス採掘に伴う、廃液の地下圧入と、CCSでのCO2地下圧入は、地震誘発に関しては同じ効果を持っているものです。

中越での二つの地震(どちらもM6.8)や胆振東部地震(M6.7とM5.8)を経験したにもかかわらず、日本はまだ誘発地震に気付きません。 本当にどうかしていると思います。

新・地震学セミナー(3171-3190) - 石田地震科学研究所

CCS地震原因説で解説した通り、「中越での二つの地震(どちらもM6.8)や胆振東部地震(M6.7とM5.8)」は「CCSでのCO2地下圧入」とは時期および空間的位置が大きく食い違っている。 また、傾向(注水誘発地震は本震と余震が区別できない群発地震、「中越での二つの地震(どちらもM6.8)や胆振東部地震(M6.7とM5.8)」は本震が明確で改良大森公式に従う余震を伴う)も全く違う。 科学的人工地震研究によれば、「シェールガス採掘に伴う、廃液の地下圧入と、CCSでのCO2地下圧入は、地震誘発に関しては同じ効果を持っている」限り、せいぜい、10km圏内でM5クラスの地震を警戒する程度で済むことである。 以上を踏まえると、「中越での二つの地震(どちらもM6.8)や胆振東部地震(M6.7とM5.8)」とCCS事業の関連性は全く見出せない。 日本が地震大国であり、かつ、他の多くの地震の発生頻度とも比較すれば、「中越での二つの地震(どちらもM6.8)や胆振東部地震(M6.7とM5.8)」がCCSとは全く無関係に起きた偶発地震である可能性が極めて高い。 そして、ここでも紹介した通り、石田昭氏は「苫小牧で行なっているCCS事業」に関する地震予知を何度も行なっているが悉く外している。 そうした事実を無視して「CCS事業が実用化されて、恐ろしいことが始まる」と主張するのはただの言いがかりである。 「日本で初めての成功」とする読売新聞の見解の方が妥当であることは言うまでもない。

見苦しい布石を打ちたがるが、情報検証能力がないのでは無理 

苫小牧周辺で地震が発生した時に、CCSが原因だと言い張るための布石を打っている。 しかし、情報検証能力が著しく欠けているため、見当違いのことしか言えていない。

記事の最後には、注入開始後数年で地震を起こしたケースもあると報じています。

新・地震学セミナー(3191-3210) - 石田地震科学研究所


In many of the wastewater injection cases documented so far, earthquakes followed within days or months of fluid injection starting. In contrast, the Oklahoma swarm happened years after injection began, similar to swarms at the Cogdell oil field in West Texas and the Fort St. John area of British Columbia.

これまでに文書化された多くの廃水注入事例では、流体注入開始から数日または数ヶ月以内に地震が発生した。 これら対照的に、オクラホマ群発地震は、西テキサスのコグデル油田およびブリティッシュコロンビア州のフォートセントジョン地域での群発地震と同様に、注入開始から数年後に発生した。

Wastewater Injection Spurred Biggest Earthquake Yet, Says Study - Columbia University

確かに、この記述は「Oklahoma swarm happened (オクラホマ群発地震発生)」は「years after injection began (注入開始から数年後)」だとしている。 しかし、オクラホマ群発地震発生の時期や注水が行われた時期の詳細についての記載はない。 以下、リンク先からオクラホマ群発地震発生の時期に関する記述を抜き出す。

Researchers now say that the magnitude 5.7 earthquake near Prague, Okla., on Nov. 6, 2011, may also be the largest ever linked to wastewater injection.

現在、研究者たちは、2011年11月6日にオクラホマ州プラハ近郊で発生したM5.7の地震は、廃水注入に関連した史上最大の地震であるとしている。


Hours after the first magnitude 5.0 quake on Nov. 5, 2011, University of Oklahoma seismologist Katie Keranen rushed to install the first three of several dozen seismographs to record aftershocks.

2011年11月5日の最初のM5.0の地震の数時間後、オクラホマ大学の地震学者Katie Keranenは、余震を記録するために数ダースの地震計の最初のうちの最初の3台を急いで設置した。

Wastewater Injection Spurred Biggest Earthquake Yet, Says Study - Columbia University

また、記事のサブタイトルには「2011 Oklahoma Temblor Came Amid Increased Manmade Seismicity (2011年のオクラホマ地震は人工地震増加に伴ってやってきた)」と書かれている。 つまり、この記事で書かれている「Oklahoma swarm happened (オクラホマ群発地震発生)」は2011年11月5日のことであり、それが「years after injection began (注入開始から数年後)」としているのである。 しかし、本当のオクラホマ群発地震の始まりは2009年である。

オクラホマ州では2009年ごろから地震が多発するようになった。同州で1978年から2008年の間に起きたM3.0以上の地震はわずか2回。 ところが09年には20回、翌年は43回の地震に見舞われ、以後は2012年を除いて毎年増え続けている。

オクラホマで地震が多発、シェールガス採掘に関連か - CNN

以上は容易に検索可能な情報である。 オクラホマ群発地震の開始時期が2年以上ずれているのでは、「the Oklahoma swarm happened years after injection began (オクラホマ群発地震は注入開始から数年後に発生した)」という記述が信用できないことは言うまでもない。 では、地震と注水の時期的相関性はどうなっているのか。 オクラホマの人工地震で紹介している通り、注水量を増やすと地震回数が増え、注水量を減らすと地震回数が減ることから、明らかに注水量と地震の発生回数には相関関係が見て取れる。

オクラホマ地震の回数と注水量

The Oklahoma Geological Survey Statewide Seismic Network - University of Oklahoma

常識で考えれば、時間や空間の相関性が認められるから注水と地震が関連づけられるのであって、「years after injection began (注入開始から数年後)」に発生した地震と注水との関連性など分かるわけがない。 以上を踏まえると、次のような指摘は全くの見当違いである。

廃水の圧入処理と、CCSによる液化CO2の圧入とは液体を圧入している点では同じことですから、苫小牧のCCSも圧入は終了していますが、危険性が去ったわけではありません。

今後も注意しておく必要があります。

新・地震学セミナー(3191-3210) - 石田地震科学研究所

石田昭氏の挙げたオクラホマ群発地震は注水量に比例して発生したのであり、「液体を圧入している点では同じこと」であるなら、「苫小牧のCCSも圧入は終了」した時点で危険性などあるわけがない。

後日談 

石田昭氏が、苫小牧周辺の地震に言及したのは2020年8月10日のM3.2の地震が最後である。 その後も、胆振地方中東部では以下の地震が発生しているが、いずれも石田昭氏は言及していない。

  • 2019年09月21日03時11分(M2.1)
  • 2019年10月18日04時50分(M3.9)
  • 2019年12月12日00時46分(M2.3)
  • 2019年12月12日04時24分(M3.1)
  • 2019年12月16日06時52分(M4.4)
  • 2020年02月12日19時36分(M4.2)

言及すればするほど自らの予知のハズレを強調することになるとようやく気づいたのだろうか。

総合案内

科学一般

疑似科学等

医学

地震

電磁気学

相対性理論

量子力学

基本

標準理論

解釈等

実験・思考実験

外部リンク